株式会社IVRy

AI技術を活用した電話自動応答サービスを提供する企業。人手不足に悩む中小企業向けに、ChatGPTを活用したIVRyなどの手頃な価格のサービスを展開。クラウドベースで導入しやすく、生産性向上と働き方改革を支援。積極的な資金調達で事業拡大を図る。

従業員数
188
設立年数
7年目
評価額
171億円
累計調達額
46億円
タグ
AI
SaaS
本社所在地
〒108-0073 東京都港区三田三丁目5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー10F
設立
2019年03月
資本金
5000万円

株式会社IVRy
E02.サーバーサイドエンジニア(リードクラス)の求人

募集概要

■ IVRyについて ------------------------------------ IVRyは、「最高の技術をすべての企業に届ける」をミッションに掲げ、最短5分・月額2,980円から誰でも利用できる対話型音声AI SaaSを開発・提供しています。 累計導入アカウント数は30,000以上、累計着電数は4,000万件を突破しました。これにより、有人対応が必要だった場合に発生していたと想定される電話応答の工数は、累計で約333万時間以上削減されたと見込まれています。 また、2024年5月までに累計49.5億円の資金調達を完了。人手不足が深刻化する企業に対し、「電話」を起点にAIプロダクトを提供し、日本の労働生産性を加速させるべく、事業・組織ともに急成長を続けています。 IVRyについて詳しく知りたい方に向けて、会社やプロダクトに関する公開情報をまとめたページ をご用意しました。このページでは、IVRyの事業内容やプロダクトの詳細、所属メンバーについてご覧いただけます。情報量は多めですが、IVRyをより理解するための参考になれば幸いです。 https://ivry-jp.notion.site/IVRy-127eea80adae801397a4e4d7ea74e291 ■ 募集背景 ------------------------------------ 私たちが提供する対話型音声AI SaaS「IVRy」は、事業成長に伴って利用企業が急増し、アカウント数は30,000件超、累積の発着信件数も4,000万件以上に到達しました。 トラフィックやデータ量の増加、多様な機能開発、AI技術の組み込みなど、プロダクトに求められる期待と技術的な複雑性は日々高まっています。今まさに、変化とチャレンジの連続のフェーズです。 今回募集するポジションでは、単なる実装ではなく、チーム・技術・プロダクトの中心メンバーとして「未来のIVRy」を一緒につくっていく役割を担っていただきたいと考えています。 - 複数の開発テーマにおいて、チームの技術的な意思決定や開発方針のリード - ドメインの理解を深めながら、仕様や技術選定の質を高める存在としてチームを牽引 - 技術的に難度の高い論点やアーキテクチャ上の課題を特定し、自ら深掘りしながら、解決までの道筋を描いて実行 まだ整っていないからこそ、裁量も余白も大きい。 プロダクトの進化、組織の成長、技術戦略の土台づくり——そのすべてを、共に手を動かしながら推進してくれるエンジニアをお待ちしています。 ■ お任せしたい主な業務 ------------------------------------ 技術的に難易度が高く、影響範囲の広い領域において課題の発見から解決までをリードしていただきます。 - Ruby on Rails や Python を用いた、IVRyのサーバーサイドアプリケーションの設計・開発・運用 - 高負荷・大規模データ・サービススケールといったスケーラビリティ要件を見据えた技術的課題への対応 - アーキテクチャの見直しや構造的な技術課題の特定と解決の推進 - ドメイン知識を前提とした設計方針の策定や、技術的意思決定のリード - 必要に応じて LLM や音声技術などの新規技術の導入検討・実運用への橋渡し また、フロントエンド・モバイル・インフラ・デザインなど他職種とも連携しながら、良いプロダクトをより速く届けるための開発チームづくりにも積極的に関わっていただきます。 ▼ 開発プロセス - アジャイルな開発プロセスを採用し、1週間スプリントで開発・リリースを進める - 3ヶ月単位でプロダクトの注力テーマやプロジェクト体制を決定する - PdMやデザイナーと連携し、顧客課題に対する最適なソリューションを検討する - エンジニアが主導する技術的なアプローチから価値を創出する機会も多い ■ 技術スタック ------------------------------------ - 言語: Ruby, Python - フレームワーク・ライブラリ: Ruby on Rails - インフラ・ミドルウェア: AWS, Terraform, PostgreSQL, DynamoDB, Amazon ECS, 等 - ツール: GitHub, GitHub Actions, Slack, Notion - AI : Cursor, Devin ※サービス全体の技術スタック / アーキテクチャーは下記URLをご確認ください。 https://ivry-jp.notion.site/IVRy-127eea80adae801397a4e4d7ea74e291#1dfeea80adae80a88a26dcace2e5bc7b ■ 現在の課題 ------------------------------------ IVRyでは、ユーザーに高い価値を提供するプロダクトを開発・運用していく中で、さまざまな技術的な課題に向き合っています。特に以下のようなテーマに対して、日々改善・挑戦を続けています。 ▼ 高品質で安定した通話体験の提供 IVRyは「つながって当たり前」が前提となる通話サービスを提供しており、一般的なWebサービス以上に高い品質と安定性が求められます。レガシーな電話回線を扱いながら、堅牢性と開発スピードを両立させることも技術的なチャレンジのひとつです。 また、IVRyはTwilioやOpenAIといった外部サービスを利用していますが、それらで障害が発生した場合でも可用性を担保することや、リアルタイムの対話データをできるだけ遅延無く処理することも重要なテーマです。 ▼ LLM活用・データ活用における挑戦 プロダクトの中核にLLMを活用しており、その特性に起因する課題にも日々向き合っています。たとえば、LLMにはハルシネーションや急激なパフォーマンス変化といった予測困難な挙動があり、安定して活用するための仕組みが必要です。 また、LLM Opsも業界全体でまだ確立されておらず、IVRyとしてもデータフローの整備、モデルの切り替え戦略、ログ・モニタリングの強化などを通じて、自社の強みを築いていこうとしています。 さらに、IVRyが扱う通話データは非構造化データであるため、構造化・整理し、プロダクト改善や分析に活かすためには高いデータ設計力と基盤整備の知見が求められます。 ▼ スケーラブルな基盤整備・組織成長への備え 急成長フェーズにあるIVRyでは、プロダクトと事業の両方を支える技術基盤の整備が重要なテーマです。現在のデータパイプラインは一部でレガシー化が進行しており、PoCの高速実行や柔軟な分析環境を阻むボトルネックとなっています。これを解消するために、スケーラビリティと拡張性のある新しいデータ基盤への刷新が進められています。将来的な複雑性の増加を見越したアーキテクチャ設計と意思決定が求められており、早期の整備が重要です。 また、IVRyでは「保留」や「内線転送」など、従来の電話機能をAIや自動応答と組み合わせて再構築する取り組みも進んでおり、UX視点での“電話体験の再発明”という新たな価値創出にもチャレンジしています。 ■ 技術的な面白さ ------------------------------------ ▼ AI技術をプロダクトの中核に据えた開発環境 IVRyは、LLMをはじめとしたAI技術がプロダクトの中核にある、対話型音声AI SaaSです。AIがなければ成り立たない事業構造の中で、最先端技術をプロダクト価値に直結させる開発に取り組めます。 - ChatGPTなどの進化により、音声対話の自動化・高度化が加速しており、その最前線で開発ができます。 - 音声認識、NLP、対話システムといった幅広いAI技術領域に触れる機会があります。 ▼ 高可用性 × 低遅延というリアルタイムサービスならではの難しさ IVRyは24時間365日止まってはいけない電話サービスであり、品質・安定性・リアルタイム性の全てが高い水準で求められます。一般的なWebサービス以上の技術的要求水準が課題解決の面白さにつながります。 - 0.5秒以下のレイテンシー削減を追求する、リアルタイムな音声対話体験の設計・実装 - 外部サービス(Twilio・OpenAIなど)との連携における冗長化・可用性の設計 - レガシーな電話回線の制約下で、モダンな開発スピードと安定性を両立させる設計判断 ▼ 成長を支えるスケーラブルな基盤づくり 急成長するIVRyを支えるため、レガシー化しつつあるデータパイプラインの刷新や、将来を見据えたアーキテクチャの再設計に取り組んでいます。 - データ活用に向けた、柔軟で高性能な基盤設計・データフロー構築 - 通話トラフィックの可視化など、Observabilityの整備によるユーザー体験の改善 - プロダクト増加に対応するためのマルチプロダクト対応設計・データモデル変更 ▼ 新しい電話体験の創造と複数プロダクトへの関与 IVRyでは、従来の電話体験を進化させる“再発明”の視点を重視しています。単なる自動化にとどまらず、新しいユーザー体験の創出に技術的に貢献できるチャンスがあります。 - AIや自動応答と連携した「保留・内線転送」などの機能の再設計 - 多言語対応・海外展開を視野に入れたグローバル視点の設計・実装 - IVRy以外にも、AI FAX・迷惑電話対策アプリなど複数のプロダクト開発に関わることが可能 目の前の課題解決だけでなく、将来のスケーラビリティを見据えた技術選定や、あえてのオーバーエンジニアリングも歓迎される文化があります。技術的視座の高いメンバーと共に、長期的な価値を見据えたプロダクト開発に取り組むことができます。 IVRyは、単に「技術的に面白い」だけでなく、プロダクトを通じて社会にインパクトを与える実感が持てる環境です。スケーラブルなシステム設計、AI活用、リアルタイム通信、基盤構築といったテーマに興味がある方にとって、挑戦と成長が待っているフィールドです。 ■ 一緒に働くメンバー / チームの特徴 ------------------------------------ IVRyには、多様なバックグラウンド・高い専門性・成長意欲・そして開発を楽しむカルチャーを持ったメンバーが集まっています。そんなチームの特徴をご紹介します。 ▼ 多様なバックグラウンドと専門性 メンバーの経歴は、メルカリ、クックパッド、Microsoft、リクルートといった技術を軸にプロダクト開発を行う企業から、スタートアップ、制作会社、フリーランス、学術研究まで多岐にわたります。 また、バックエンド・フロントエンド・モバイル・インフラ・LLM・音声技術など、専門性の幅も非常に広く、多様な視点を持ったエンジニアが活躍しています。 ▼ プロダクト志向と課題解決マインド 技術だけを追いかけるのではなく、「良いサービスを届けたい」「困っている人を助けたい」といったプロダクト志向とユーザー志向を持ったメンバーが多いのが特徴です。事業や組織の課題にも積極的に関わり、エンジニアリングの枠を越えて価値を届けようとする姿勢が共通しています。 ▼ 自律性とオープンなチーム文化 経営・エンジニア・ビジネス全体で心理的安全性とフラットな関係性が根付いており、誰でも提案・議論しやすい環境です。また、エンジニアを含めたすべてのメンバーが自律的に判断し、前に進めるカルチャーを大切にしています。部署を越えた連携や、事業数値のオープンな共有などもIVRyのスタンダードです。 ▼ 成長意欲と学習姿勢 新しい環境や領域に飛び込むことを「強くてニューゲーム」と表現し、変化や挑戦を楽しむ文化があります。アジャイル開発、組織開発、マネジメント、ビジネス視点などにも関心を持ち、エンジニアリングの枠を越えて学び続けるメンバーが多く在籍しています。 ▼ AI・LLMへの高い関心 IVRyの中核技術であるLLMや音声対話AIを社会実装することへの関心と熱量も共通点の一つです。「LLMを使って、世の中に“なくてはならない”サービスをつくる」ことを目指し、日々の開発に取り組んでいます。 ▼ スタートアップならではの挑戦を楽しむ 急成長中のスタートアップという環境で、前例のない課題や変化を楽しみながら、自らの手でサービスや組織を進化させていくことにやりがいを感じるメンバーが集まっています。 ■ 参考情報 ------------------------------------ 「IVRyのエンジニアリング最前線」── プリンシパルエンジニアとCEOが語る技術・組織・未来【ウェビナーレポート】 https://note.com/ivry/n/n50c678a7c3b3 Principal AI Engineerが解説!今さら聞けないAIエージェント【ウェビナーレポート】 https://note.com/ivry/n/nb7789a808058 CEO×新参画のリーダーが語る「IVRyエンジニア組織の未来」 https://note.com/ivry/n/n00cfbe6a950f エンジニアブログ https://note.com/ivry/m/m975eb5b0b0d2 テックブログ https://zenn.dev/p/ivry ■ その他参考情報 ------------------------------------ ▼ 選考プロセス 1. 書類選考 2. 選考面談(2~3回程度) 3. オファー面談 ※面接から内定まで、オンラインにて対応可能です。 ▼ 開発実績 - IVRyサービスサイト:https://ivry.jp/ - AIボイスボット:https://ivry.jp/pillar/telephone-answering/ - IVRy音声解析:https://ivry.jp/pillar/analytics/ - AIクラウドFAX:https://ivry.jp/pillar/fax/ - モバイルアプリ:https://apps.apple.com/jp/developer/ivry-inc/id1587659503

必須スキル

- エンジニアリングチームにおける、技術的リードまたはチーム開発の推進経験 - サーバーサイドエンジニアとして、技術的な課題を自ら設定し、解決までリードした経験 - チームやプロダクトの品質を中長期的に改善するための仕組みづくり・技術的な取り組みの経験 - Webアプリケーションにおける、設計・実装・運用までを一貫して担当した経験 - AWS / GCP などのパブリッククラウド上で提供される Web サービスのアーキテクチャ設計経験

歓迎スキル

- RSpecなどのテストフレームワークを用いたテスト実装の実務経験 - Golang、Java、Rust などの他言語によるサーバーサイドアプリケーションの開発・運用経験 - Twilio SDK を活用したプロダクト開発・運用の経験 - アプリケーションやミドルウェアのパフォーマンス改善、チューニングの実務経験(OS設定、各種ミドルウェア、データベースなどを含む)

求める人物像

- 目標に向けて粘り強く取り組める方 - チームでの成果を大切にし、協調してものづくりができる方 - 状況を観察し、自ら課題を見つけて動ける方 - 他者やシステムに対して、主体的に関与し関係性を築ける方 - 専門領域にとどまらず、未知の分野にも前向きに挑戦できる方 - 変化に対応できる柔軟なマインドをお持ちの方 - 自分自身のタスクだけでなく、周囲を含めた課題・状況を俯瞰して管理できる方

応募概要

給与

年収:900万円~1,600万円 月給:75.0万円~133.3万円(年収の1/12)

勤務地

本社オフィス 〒108-0073 東京都港区三田三丁目5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー10F 大阪オフィス 〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満四丁目14-3 リゾートトラスト御堂筋ビル18F

雇用形態

正社員

勤務体系

■ 勤務時間 フレックスタイム制 標準労働時間1日8時間(コアタイム10時~15時) ■ 休日休暇 - 完全週休2日制(土日) - 祝日 - 年次有給休暇 入社時期に応じて付与(最大17日) - 育児休暇 - 慶弔休暇

試用期間

試用期間:3ヶ月(この間の給与・待遇などの条件に変わりはありません)

福利厚生

■ 保険 - 健康保険 - 厚生年金 - 労働者災害補償保険 - 雇用保険 ■ 就労環境 - リモート/ハイブリッドワーク可 - フレックスタイム制 - PC/インカムなど必要備品貸与 - 社内ドリンク飲み放題 - 入社歓迎ランチ補助 - ボルダリング登り放題 - 音楽聴き放題 - 月1オフィスオープンデー(懇親会) - 屋内禁煙 ■ 福利厚生 - 通勤手当支給 - 書籍購入サポート - 結婚記念日休暇 - パートナー・本人及び双方の記念日のプレゼント

更新日時:

2025/05/08 14:11


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