05. Engineering Management の求人一覧 - 株式会社T2
エンジニアリングマネージャー
トラックを用いたレベル4自動運転システムの開発を行うチームのマネジメントを行います。自動運転システムの開発は複雑性の高い仕事です。エンジニアリングマネージャーとして、組織全体の不確実性を減らし、アウトプットを最大化する業務を行っていただきます。また、採用と組織作りも行っていただきます。
具体的な業務内容
- エンジニアの採用・教育・配属
- エンジニアメンバーへの評価、フィードバック、スキル向上
- 専門性の高いチームメンバーをまとめ上げて、プロジェクトを遂行
- エンジニアリング業務の生産性を向上
- 技術的負債の受け入れと解消の判断
- 会社内の組織的な摩擦を減らす
システムアーキテクト(Fleet Management and Remote Operation System)/正社員
自動運転トラックを安全かつ効率的に運行させる管制システムの要件定義や設計を推進していただきます。
自動運転トラックを安全に運行して都市間で荷物を搬送しつづけるためには、自動運転車両の開発だけでなく、車両の状態や道路環境の状況に応じて適切に運行を計画し遠隔でモニタリングするような管制システムが不可欠です。また、多種大量の荷物を効率的に運搬するためには、物流ニーズに合わせてトラックの配車や運行計画を適宜見直すことも重要となってきます。
T2では、自動運転トラックによる物流サービス開始にむけて、これら運行管理・管制システムの構築を進めようとしております。
本ポジションでは、自動運転トラックによる物流サービスに必要となる運行管理・管制システム全体の要件を定義し、サブシステムへの分割や実現方針の設計、および社内外と連携しての開発と運用導入を推進していただきます。
■開発対象システム(予定)
- 自動運転トラックが正常に運行していることをモニタリングし、異常発生時には適切な介入指示や現地対応手配を行う、遠隔管制システム
- 自動運転トラックの運行経路・スケジュールを管理して各車両へ配信指示するとともに、運行スケジュール遅れや輸送中の荷物の状態をモニタリングして、適切な運行計画などの見直しを行う、車両管理システム
- 輸送する荷物と運行予定車両の情報などから、各荷物の配車や所在管理を行う、荷物管理システム
■想定業務
- システム要件定義
- システム構成の設計
- 各サブシステムの基本設計
- サブシステム間連携の設計
- 実現手段の選定(外部システムの調達、内製開発、外部連携開発など)
- 開発推進・開発管理
- 導入の計画立案と推進
■チャレンジポイント
- 国内ではまだ高速道路を商用運行するLv4無人自動運転の事例が存在していないため、システム開発を通じて世の中を切り拓く経験を積んでいただけます。
技術開発本部長補佐
Assistant Technical Director
トラックを用いたレベル4自動運転システムの開発を行う技術開発本部長の補佐を行います。
自動運転システムの開発は複雑性の高い仕事です。技術開発本部長の補佐として、組織の内外のメンバーとのコミュニケーションを通して、自動運転システムの開発を成功させるように業務を行っていただきます。
部門の円滑な運営とプロジェクトの進捗管理、技術革新の促進、チームメンバーの指導と協力、メンバーの採用など、広範な業務に携わっていただきます。
具体的な業務内容
- プロジェクト管理
- 技術戦略の作成
- チームリーダシップ
- 技術革新の推進
- 品質保証と規制遵守
自動運転ECUの要件定義・管理、サプライヤコントロール
トラックを用いたレベル4自動運転車両向けのECUの開発に携わって頂きます。
社内のシステム要求およびアーキテクチャ要求をもとに、Tier1サプライヤと共同で開発するECU(Electronic Control Unit)に対する設計要件を策定していただきます。
具体的には以下の業務を担当していただきます:
- 社内ステークホルダーとの要件定義・調整
- システムアーキテクチャの理解と分析
- ECUに必要な機能・性能要件の明確化
- Tier1サプライヤとの技術的な仕様調整・レビュー
- 要件文書の作成および管理
- 成果物に対する要件検証
- 新しい技術の継続的な調査
自動運転トラック搬送システム 要件管理/プロセス構築/開発品質改善担当
自動運転システムおよびトラックでの搬送サービス(TaaS:Track as a Service)の開発要件やその開発プロセスの構築・運用およびモデル化を行っていただきます。
T2では自動運転トラックの開発だけではなく荷物の搬送も行うことを想定しており、自動運転車両の開発よりも大きなシステムを開発していきます。搬送システムの構築には、T2社内のみならず外部ステークホルダとともに連携したサービスシステムの構築が必要になってきます。
要求の整理や、要件管理は開発を進めるうえで非常に重要です。多くのステークホルダーから抽出された要求・要件を体系的かつ構造的に捉え、開発の全体像を管理することに加え、設計プロセスの構築・運用・監査を実施いただきます。
また、開発業務における設計品質・検証品質を改善するために何をしなければならないのかについて開発者と伴走しながら課題を抽出し、開発の体質改善を先頭に立って実行することで開発全体の手戻り最小化と品質の向上を目指します。
■チームの業務想定
- TaaSシステム開発プロセスの定義
- MBSE/Automotive-SPICE等に沿った開発プロセス定義
- 利害関係者(社内・社外/ビジネス・技術者)と協力しシステムに対する要求の明確化
- TaaS自動運転システムに必要な要件の作成、分析、管理
- 矛盾した要求の改善活動
- 要求管理と要求レビュー
- UseCaseへの落とし込み
- 要件エンジニアリングの標準化とガイドラインの定義
- System of Systemsを可視化するためのモデル作成
- モデル検証(SysML 2.0)
- 状態遷移・アクティビティ図・シーケンス図などの設計管理
- 制御モデルの構築・管理支援(MATLAB/Simulink)
- 機能安全エンジニア、セキュリティエンジニアと連携し、機能安全・サイバーセキュリティを推進するプロセスの策定
- 開発業務における開発体質や開発成果物の品質を向上させるための施策立案と展開
- 仕様管理
- 検証結果管理
- 設計作業の手順化
- レビュー品質改善