日経電子版のWebアプリケーションエンジニアを募集!
仕事概要
「日経電子版」は、2010年の創刊以来、新聞業界のデジタルシフトをリードし、Webサイトやアプリを通じて経済ニュースを中心にビジネスや生活に役立つ情報を提供しています。紙の新聞の形式でニュースを閲覧できる「紙面ビューアー」や、好みに応じた情報お届けするパーソナライズ機能など、内製開発を進めることでスピード感を持って多様なニーズに応え、100万人を超える方々に有料会員としてご利用いただいています。
新しい技術を取り入れたApple Vision Pro向けアプリや生成AIを活用したサービス、新たなメディアサービスの開発など、エンジニアの挑戦は続きます。
■業務内容
私たちのチームは、日経電子版ウェブサイト ( https://www.nikkei.com ) やNIKKEI Primeなどの設計、開発、運用を担当します。ユーザーに価値を提供するための機能や、世界情勢に合わせた報道をするための特設ページ、ユーザー獲得などの様々な施策を迅速にプロダクトに反映するために開発しています。
今回募集するのは、日経電子版の機能設計、開発、コードベースの見直し、サービス運用といった開発業務全般をリードするポジションです。ユーザーのブラウザ上で動くフロントエンドのみに留まらず、サーバーサイドアプリケーションやCDNなども含めた、Webサービスを実現するために必要な技術全般に携わっていただきます。
開発の過程では、記者を含む編集部門、デザイナーチーム、プロジェクトマネジメントチーム、企画チームといった社内のさまざまな関係者と協力してコミュニケーションを取りながらプロダクトの開発に携わることになります。プロダクト開発では、企画チームが起案した施策の要件整理や設計、開発、協力会社のコードのレビューなどを通してプロダクトの価値を高めていただきます。その他、新しいWeb標準の試行、AIなどを使ったチーム内の生産性の向上など様々な角度で日経電子版Webをよりよくする業務に携わっていただきます。
<具体的な業務>
・ビジネス要件・施策に合わせたWebサービスの機能の開発/設計
・選挙、オリンピックなどの時事イベントに関する特設ページの開発
・VCL/Compute@Edgeを用いたFastly Serviceの開発
・新しいフロントエンド開発ツールの検証や導入
・日経電子版のアクセシビリティ向上
・生成AIによる生産性向上の試行
・開発・運用プロセス改善のための社内ツールの開発
・フロントエンドのE2Eテスト整備・QAの自動化
・サプライチェーンアタックへの対策
など
<私たちのチーム>
私たちのチームは「もっといいメディア、もっといいウェブをつくる」というミッションを掲げています。メンバー一人ひとりが「日経というメディアをより良くするために何が必要か」「Webにどう貢献できるか」を常に考え、日々の業務や登壇、執筆といった活動に取り組んでいます。
チームメンバーとしては日経に在籍する社員のほか、協力会社・業務委託先の方で構成されています。開発業務は1人で行うこともありますし、規模の大きなプロジェクトでは協力会社・業務委託先の方々と協力し、コミュニケーションを取りながら開発していくこともあり、多種多様です。業務を通して大小さまざまなプロジェクトで開発経験を積むことができます。
チームにはWeb技術が好きなメンバーが集まっており、雑談、ディスカッションを通じてWeb技術への理解を深めながらサービス開発に携われるため、業務を通じて能力、キャリアを磨くことができます。
■技術スタック / 開発環境
・クラウド / 実行基盤:AWS, Google Cloud, Fastly CDN, Fastly Compute
・言語:TypeScript, JavaScript, Go, Rust
・アプリケーション開発:Node.js, React, Next.js, Fastify, Express.js, Sass, Handlebars など
・モニタリング・ログ:Datadog, Sentry, PagerDuty, SpeedCurve, StatusCake
・開発・コミュニケーションツール:GitHub, Slack, Notion, Google Workspace, Microsoft 365 など
・生成AIの活用について
- 活用中の技術やツール:Claude Code, Cursor, CodeRabbit
※ このポジションに関連性の高いものを列挙していますが、これら全ての利用経験が必須ではなく、またこれ以外のツールも必要に応じて柔軟に利用可能です。
■仕事の魅力 / 成長の機会
・世界最大級の経済ニュースサービスを扱うため、日々多くの記事を配信し、大量のアクセスを捌いています。高負荷に耐え、情報を確実に届けるシステムを設計、開発、運用を担当することで、技術的な面白みを感じつつ技術力を磨くことができます。また、エンジニアリングでサービスの価値を高める取り組みは、大変やりがいがあります。
・新卒・中途入社のメンバーが入り混じり、様々な世代、経験を持った社員が多いチームであるため、多様性に富んだメンバーがいる環境での開発経験ができます。
・社内イベント(自社テックカンファレンスや技術勉強会)や課内の定例ミーティングなどで、幅広い世代、バッググラウンドのメンバーと情報交換ができます。
・最新技術のキャッチアップのため、書籍購入制度や各種外部研修への参加、外部エキスパート招聘などエンジニアの成長に積極的に投資しています。毎年、技術カンファレンスにも積極的に参加しています。利用できそうな技術はすぐに検証しプロダクトに反映することもあります。
■外部発表
私たちのチームは、外部イベントでの登壇や開発ブログでの記事を通して、世の中に自分たちの取り組みをアウトプットすることを推奨しています。
<登壇例>
・日経電子版だけじゃない! 日経の新規Webメディアの開発 - NIKKEI Tech Talk #3
https://speakerdeck.com/sztm/ri-jing-dian-zi-ban-dakeziyanai-ri-jing-noxin-gui-webmedeianokai-fa-nikkei-tech-talk-number-3
・爆速の日経電子版開発の今
https://speakerdeck.com/shinyaigeek/bao-su-nori-jing-dian-zi-ban-kai-fa-nojin
・Performance and cache strategy at NIKKEI
https://speakerdeck.com/arayaryoma/performance-and-cache-strategy-at-nikkei
・ESLint Ruleにより事業, 技術ドメインに沿った制約と誓約を敷衍させるアプローチのすゝめ
https://speakerdeck.com/shinyaigeek/eslint-rule-niyorishi-ye-ji-shu-domeinniyan-tutazhi-yue-toshi-yue-wofu-yan-saseruapurotinosu-me-796c5458-d929-455c-90cf-f4914b91621f
・「手軽で便利」に潜む罠。 Popover API を WCAG 2.2の視点で安全に使うには
https://speakerdeck.com/taitotnk/shou-qing-debian-li-niqian-mumin-popover-api-wo-wcag-2-dot-2noshi-dian-dean-quan-nishi-uniha?slide=2
<開発者ブログ>
・Edge Proxy OVER THE EDGE
https://hack.nikkei.com/blog/advent20221212/
・日経の新媒体における、既存資産を活かすフロントエンド技術選定
https://hack.nikkei.com/blog/promedia-tech-stack/
・Compute@EdgeはGraphQL Serverの夢を見るか
https://hack.nikkei.com/blog/advent20211206/
・編集からサブスクリプション事業への異動で感じたエンジニアの仕事の違い
https://hack.nikkei.com/blog/advent20241216/
・2024 年の日経電子版 Web でのアクセシビリティの取り組み
https://hack.nikkei.com/blog/advent20241211/
<執筆>
・Software Design誌(2024年2月号〜2024年11月号)全10回連載「あなたの知らないChromeの世界」
★こちらもぜひご覧ください!
・採用サイト「日本経済新聞社 デジタル人材採用」 https://hack.nikkei.com/
・テックブログ https://hack.nikkei.com/blog/
弊社エンジニアが開発組織やエンジニアリングについてお届けしています。
・Xアカウント「NIKKEI Developers」https://x.com/nikkeideveloper
日経の技術についてつぶやいています。
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【応募資格】
・社会人として勤務経験がある方が対象です。
・日本語ビジネス会話レベル以上を必須とします。
・以前に当社を受験したことがある方も応募できます。
【選考方法】
下記を予定しています。状況に応じて変更となる場合があります。
・書類選考
・現場面接(2回)+適性検査+技術課題
・人事面接:事前に所定のエントリーシートを提出いただきます。
・最終面接:事前にリファレンスチェック(※)を実施します。面接は弊社(大手町)にて対面で実施します。
・オファー面談
※「back check」を使用します。現職もしくは前職の業務で関わりがあった方から、候補者様に関する情報をアンケート形式で回答いただきます。
【その他】
・株式や投機性の高い金融商品の取引には制限があります(就業規則で規定)。
・業務内容の変更の範囲:(雇入れ直後)デジタル編成ユニットにおける業務(変更の範囲)会社の定める業務
必須スキル
・Gitを利用したチームでの開発経験
・TypeScriptとJavaScriptランタイムを用いたアプリケーション開発と運用の5年以上に相当する経験
・チームで開発・運用するプロダクトもしくは社内ソフトウェアの技術選定の経験
歓迎スキル
・ReactとSSRを用いたWebアプリケーション開発経験
・GoもしくはRustを用いたJSON APIなどのサーバーサイドアプリケーションの開発経験
・Fastly や Cloudflare などの高機能CDNの運用経験
・大規模トラフィックを持つアプリケーションの構築・運用経験
・OSSのメンテナンス・コントリビューションの経験
・フロントエンドのパフォーマンスチューニングの経験
・Webアクセシビリティを重視するプロダクト開発の経験
・デザインシステムの構築経験
・VRTやE2Eなどフロントエンドテスト自動化の構築経験
求める人物像
・モダンなアーキテクチャ、開発プロセスに興味、意欲のある方
・特定のフレームワークのみではなく、サーバ、ネットワーク、エッジ、ブラウザといったWeb技術全般に関心のある方
・サービス、技術の両面で自発的に課題を発見し周囲を巻き込みプロジェクトを推進できる方
・社員、業務委託問わず、相手を尊重したコミュニケーションを取ることができる方
・新聞・メディアの根幹である「ユーザーに情報を伝える」というミッションの実現をよりよい形にしていくことに関心のある方
応募概要
| 給与 | 年収650万円~1000万円 ※上記年収は、想定年収です。住居費補助、子手当などの各種手当を含む金額です。 月給制:基本給は経験・能力等を考慮の上、当社規定により決定します。 ・昇給:原則、年1回 ・賞与:夏季・冬季 ・通勤費:有 |
|---|---|
| 勤務地 | 東京本社 100-8066 東京都千代田区大手町1丁目3−7 - 全社員を対象にした在宅勤務制度(リモートワーク)を導入しています。 - 出社率は各職場によりますが、フルリモート(出社無し)は認めていません。 ・就業場所の変更の範囲:会社が定める場所※在宅勤務を行う場所含む |
| 雇用形態 | 正社員 |
| 勤務体系 | ・標準労働時間 9:30~18:00(休憩1時間) - 専門業務型裁量労働制。みなし労働時間は7時間30分 - 所定時間外の労働:無 ・休日 - 年間120日(完全週休2日制) - 年次有給休暇:毎年4月に20日付与。入社時は入社月に応じて2日から最大20日を付与 - ほかに結婚休暇、産前産後休暇、配偶者出産休暇、介護休暇など |
| 試用期間 | あり(6カ月) |
| 福利厚生 | - 各種手当:時間外手当、住居費補助、子手当、教育手当 - 退職金・企業年金:退職一時金、確定給付企業年金、確定拠出年金 - 財産形成/融資:財形貯蓄制度、住宅融資制度、グループ保険制度 - 健康管理:診療所(東京本社・大阪本社) そのほか詳しくは以下をご覧ください。 https://www.nikkei.co.jp/saiyo/career/welfare_education.html ・加入保険:雇用保険、労災保険、健康保険(日本経済新聞健康保険組合)、厚生年金 ・受動喫煙対策:屋内禁煙(屋内喫煙可能場所あり) |
企業情報
| 企業名 | 日本経済新聞社(エンジニア、UIUXデザイナー) |
|---|---|
| 設立年月 | 1876年12月2日 |
| 本社所在地 | 東京都千代田区大手町1-3-7 |
| 資本金 | 25億円 |
| 従業員数 | 3,042人(2024年12月末) |