SRE文化の醸成をリードしていただける方を募集! 日経電子版を含む多様なサービスに対しSREプラクティスを実践していきます
仕事概要
当社のSREチームは信頼性に携わる横断チームとして、日経電子版をはじめとした各種サービスの開発チームに対し、サイト信頼性エンジニアリング(SRE)のプラクティスを根付かせるための活動を実施します。
サービスレベル目標などのプラクティスを開発チームに持ち込むため、組織のSRE文化の醸成をリードします。SREチームを率いて組織全体のSRE実践レベルの底上げに貢献できるリード的役割を担える方を募集します。
当社は経済メディアとして、紙としての「新聞」から日本でもいち早く「デジタル」に舵を切って事業を推進してきました。そしてデジタルならではのスピード感や表現力を駆使し、世界有数のオンラインサブスクリプション事業へと成長を遂げてきています。
現在は、メディア事業を中核とした1100万ID規模の独自の会員データを軸に、教育サービス、イベント事業、転職・副業支援事業など幅広くビジネスパーソンの意思決定を支えるサービスを提供するプラットフォーム企業への発展を目指す真っ最中です。
なかでも世界最大級の経済系ニュースメディア「日経電子版」の有料会員数は100万人を突破。さらなる革新を続けるべく、システムの信頼性向上を目標に掲げて課題に取り組んでいます。
■具体的な業務活動
信頼性に携わる横断チームとしての使命は、サービスの信頼性向上のため、社内の開発チームでSREのプラクティスを実践できるようにすることです。
多様なプロジェクトチームやステークホルダーと連携し、システム面から文化面にわたって広く信頼性向上のための施策を実施していただきます。
- サービスレベル指標(SLI)・サービスレベル目標(SLO)の策定
- 障害対応のためのフローや手順をドキュメントとして整備
- 障害対応後のポストモーテムの実施を主導
- モニタリングの改善
- デプロイプロセスの最適化
- オブザーバビリティの向上
- アプリケーションパフォーマンスの改善
また、チームとして信頼性に関する社内ガイドラインやドキュメントの整備、アプリケーション実行基盤やオブザーバビリティ基盤などの共通基盤の開発・運用も担います。
■技術スタック/開発環境
- 言語: Go, TypeScript, JavaScript, Python
- 利用パブリッククラウド: AWS, Google Cloud
- CDN: Fastly
- コンテナオーケストレーション: Kubernetes
- IaC: Terraform
- CI/CD: GitHub Actions
- 監視: Sentry, PagerDuty, Kibana/Elasticsearch, Datadog
- チケット管理: GitHub Projects, ZenHub
- ドキュメント・コミュニケーションツール: Notion, Qiita Team, Google Drive, Slack
■仕事の魅力
<1100万ID/有料会員100万人超の世界最大級メディア>
報道機関として社会的意義のあるサービスをユーザーに提供する経験、そして100万人超の有料会員を抱える大規模なサービスの開発・運用に関わる経験は、他の仕事では得られない貴重なものです。
さらに、日経電子版をはじめとした各種サービスに対して、SREプラクティスを普及させていくという今のフェーズだからこそ得られる経験があります。
<大きな裁量のもと自己成長を実感できる>
SREチームは横断チームとして組織全体のことを考えて行動します。そのための自発的なアクションは歓迎され、裁量を持って実行することが可能です。
数々の取り組みを行っていく中で、ご自身の成長を実感する瞬間もたくさんあると思います。
■チーム体制
SREチームは20代~30代の5名体制のチームです。全員がソフトウェアエンジニアであり、インフラ基盤・サービス開発経験者やOSS開発経験のあるメンバー、新卒1年目からSREとして活躍しているメンバーもいます。
組織においてチームが担う役割はEnablement SREとPlatform SREの2つを定めています。 Enablement SREは社内にSREプラクティスの普及を図る、チームの主軸となる活動です。
一方でPlatform SREは、それを支える共通基盤の開発・運用の活動です。両軸が揃うことではじめて信頼性向上のための効果的な働きができると考えています。
■働き方
<リモートワークOK>
基本的に本人の裁量で在宅勤務または、出社を判断して業務に臨んでいます。
現在はチームで定期的に出社推奨日を定め、オフィスで顔をあわせて仕事をする機会も設けています。
<現場のアイディア主導で動く組織>
当社では、現場のアイディアを重要視する風土があります。チームそして個の裁量の大きさを大事にし、大手企業ながらもひとりひとりがスピード感と責任を持って業務にあたっています。
◇登壇事例
・Enabling SRE by Guide Maps (SRE NEXT 2024)
https://speakerdeck.com/nikkei_engineer_recruiting/srenext2024
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【応募資格】
・社会人として勤務経験がある方が対象です。
・日本語ビジネスレベル以上を必須とします。
・以前に当社を受験したことがある方も応募できます。
【選考方法】
下記を予定しています。状況に応じて変更となる場合があります。
・書類選考
・現場面接:2~3回。あわせて適性検査を受検いただきます。技術課題をご提示します。
・人事面接:事前に所定のエントリーシートを提出いただきます。
・リファレンスチェック※
・最終面接:弊社(大手町)にて対面で実施します。
・オファー面談
※「back check」を使用します。現職もしくは前職の業務で関わりがあった方から、候補者様に関する情報をアンケート形式で回答いただきます。
【その他】
株式や投機性の高い金融商品の取引には制限があります(就業規則で規定)。
必須スキル
・SREに関する基本的な知識(SLI/SLO、信頼性、トイル削減、ポストモーテム)
・文化醸成・組織の風土醸成への関心とコミュニケーション能力、信頼性にコミットするマインド
・システムのパフォーマンスや信頼性を向上させるために必要なアプリケーション、ミドルウェアへの機能追加、バグ修正を行うためのプログラミング能力
歓迎スキル
・AWS, Google Cloudなどパブリッククラウド上でのサービスインフラ構築、運用知識
・Webアプリケーション開発における全般的な知識
・運用監視・障害対応などの信頼性や信頼性工学に関する関心
・SREとしての業務経験
・CI/CDを含めたDevOpsの実践経験
・Webアプリケーションのセキュリティに関する基本的な知識と経験
・サービス障害やセキュリティインシデントへの対応経験や事後検証・ポストモーテムに携わった経験
・Fastlyを始めとしたCDNの知識
求める人物像
・単なるインフラエンジニアではなく、SREとして信頼性にコミットできる方
・チーム、サービスにオーナーシップを持ち、主体的に物事を企画/実行できる方
・複数人からなるチームを率いてプロジェクトを完遂できる方
応募概要
給与 | 年収650万円~1000万円 ※上記年収は、想定年収です。住居費補助、子手当などの各種手当を含む金額です。 月給制:基本給は経験・能力等を考慮の上、当社規定により決定します。 ・昇給:原則、年1回 ・賞与:夏季・冬季 ・通勤費:有 |
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勤務地 | 東京本社 100-8066 東京都千代田区大手町1丁目3−7 - 全社員を対象にした在宅勤務制度(リモートワーク)を導入しています。 - 出社率は各職場によりますが、フルリモート(出社無し)は認めていません。 ・就業場所の変更の範囲:会社が定める場所※在宅勤務を行う場所含む |
雇用形態 | 正社員 |
勤務体系 | ・勤務時間 10:00~18:30(休憩1時間) - 専門業務型裁量労働制。みなし労働時間は7時間30分 - 所定時間外の労働:無 ・休日 - 年間120日(完全週休2日制) - 年次有給休暇:毎年4月に20日付与。入社時は入社月に応じて2日から最大20日を付与 - ほかに結婚休暇、産前産後休暇、配偶者出産休暇、介護休暇など |
試用期間 | あり(6カ月) |
福利厚生 | - 各種手当:時間外手当、住居費補助、子手当、教育手当 - 退職金・企業年金:退職一時金、確定給付企業年金、確定拠出年金 - 財産形成/融資:財形貯蓄制度、住宅融資制度、グループ保険制度 - 健康管理:診療所(東京本社・大阪本社) そのほか詳しくは以下をご覧ください。 https://www.nikkei.co.jp/saiyo/career/welfare_education.html ・加入保険:雇用保険、労災保険、健康保険(日本経済新聞健康保険組合)、厚生年金 ・受動喫煙対策:屋内禁煙(屋内喫煙可能場所あり) |
企業情報
企業名 | 日本経済新聞社(エンジニア、UIUXデザイナー) |
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設立年月 | 1876年12月2日 |
本社所在地 | 東京都千代田区大手町1-3-7 |
資本金 | 25億円 |
従業員数 | 3,042人(2024年12月末) |