ハード・ソフト横断型、または特定領域に深い専門性をお持ちの方はこちらからご応募ください!
仕事概要
■ 事業 / 部署概要
アークエッジ・スペースは、超小型衛星の設計・製造・打ち上げ・運用からデータ活用まで、衛星ライフサイクルを一気通貫で手がける宇宙インフラ企業です。2024年末〜2025年にかけての約1年間で9機の衛星を打ち上げ・運用し(国内最多水準)、現在は研究開発フェーズから本格的な量産・実用化フェーズへの転換期にあります。
この求人では現在、ソフトウェアエンジニア・ハードウェアエンジニアとは別の技術軸の専門家を探しています。ハードウェアとソフトウェアを横断的にプロダクト開発を行ってきた方、特定のミッションに関する深い専門性をお持ちの方、衛星が「軌道上で正しく動くこと」を成立させられる方——制御アルゴリズム、通信プロトコル、測位処理、光学設計、試験計画、品質保証、生産技術 など。これらの専門性を持ち、複数のサブシステムにまたがって設計判断を持てる方を募集します。
尚、当社にはソフトウェアとハードウェアのオープンポジションの求人票があります。ご自身の専門領域と明確に定義できる場合はこちらからご応募ください:
- ソフトウェアエンジニアオープンポジション:組み込みSW・Webアプリケーション・フロントエンド・バックエンド・SRE・機械学習などのソフトウェア職
- ハードウェアエンジニアオープンポジション:構造設計・熱設計・電気設計・FPGA等の実装職
本ポジションはその両者に分類されない、HW/SWをまたいで衛星全体の動作を成立させる技術職を対象としています。
■ 業務内容
入社後は、ご自身の専門領域を軸にしつつ、衛星全体の要求と整合する視点を持って業務を担っていただきます。下記はポジションの例です。選考の過程で、経歴と志向を聞いた上でアサイン先をすり合わせます。
想定される役割(一例)
- 衛星全体の要求整合・ICD管理:衛星システムズエンジニア
- 制御アルゴリズム・状態推定:姿勢制御エンジニア
- 軌道計算・リンクバジェット:ミッション解析エンジニア
- GPS/GNSS・測位処理:測位システムエンジニア
- 通信プロトコル・RF系統設計:RF/無線通信システムエンジニア
- 光通信システム設計:光通信エンジニア
- 光学センサー・撮像系:光学系エンジニア
- FMEA・品質保証・認定試験管理:信頼性・品質保証エンジニア
共通して求める姿勢
どのポジションにおいても、自分の設計・解析の判断が他サブシステムや衛星全体の成立条件に与える影響を意識して動くことが求められます。当社の短いサイクルで衛星を打ち上げます。「解析→試験→打ち上げ→軌道上検証→次の設計への反映」を一人のエンジニアが在籍中に複数回経験できます。その分、判断の根拠を示し、結果から学ぶ速度が問われます。
■ ポジションの魅力
設計した衛星の軌道上データを、翌年の設計に使える環境
大手宇宙メーカーで数年以上かけた打ち上げ経験が、当社では1〜2年のサイクルで複数回得られます。GNCエンジニアであれば、姿勢制御アルゴリズムの改善が「次機の軌道上性能」として現れるまでの時間が圧倒的に短い。試験エンジニアであれば、標準化した試験プロセスが翌年の打ち上げですぐ検証される。この密度のフィードバックループを得られる環境は、日本の宇宙業界において希少です。
試行回数を増やすことによる成長環境
当社で年間複数機の打ち上げサイクルを経験したエンジニアが、最も多く口にすることは「自分の設計が動いたことが、こんなに早くわかる」という感想です。大型衛星の開発でも積み重ねてきた専門性の総量は変わらない。ただ、フィードバックが返ってくるまでの時間が、5年から1年になる。その差が、キャリアの密度に与える影響は大きいと思います。
これまでの常識を疑う問いが歓迎される文化
当社は創業以来、宇宙業界の慣習を無条件に踏襲することを良しとしていません。自動車業界の機能安全、通信業界のプロトコル設計、海事業界のAIS/VDES知識——これらを「宇宙に持ち込む」ことが、当社のシステム設計を強くしてきた事実があります。「宇宙での経験がない分のキャッチアップ」より、「他業界での経験がある分の貢献」が評価される文化です。
0から設計する案件が並走している
VDES海洋通信インフラ、LEO-PNT測位システム、LNSS月測位、NTN光通信——これらはいずれも、世界的にも先行事例が少ない技術領域です。既存の設計を保守・改善するだけでなく、要求定義の段階から「なぜこのアーキテクチャか」を議論できるフェーズにあります。測位・光通信等の領域は国内スタートアップで採用を公開している企業がほぼなく、この領域での設計経験を積める希少な機会です。
意思決定者との距離が近い
従業員約200名の組織規模では、自分の技術判断が経営・事業判断に影響するまでの経路が短い。「この軌道設計ではコンステレーション成立に△△年かかる」という試算が、事業計画の修正に直結する場面が実際にあります。大組織では「上流の判断」として見えにくかった意思決定が、自分の仕事として見える環境です。
■ チーム体制・カルチャー
従業員数は約200名(正社員約150名、2026年3月時点)。宇宙業界出身者(JAXA・大手宇宙メーカー・宇宙スタートアップ)と、自動車・通信・防衛・海事・Web・農学など異業種からの転職者が混在しています。
プロジェクトの進捗・試験結果・課題はSlackで全社にオープンに共有されています。試験で想定外の問題が起きた事実、設計判断が誤っていたことが判明した事実も、隠さず共有する文化があります(Fail Faster, Succeed Sooner)。「なぜこの設計基準が必要か」を職位に関わらず問える心理的安全性は、意識的に守られています。
入社後は、担当領域の先輩エンジニアとのペアワークを通じてオンボーディングします。宇宙特有の設計環境(放射線耐性・真空・熱サイクル等)については、社内ナレッジと実機を使って学ぶ機会を設けています。宇宙業界経験者の場合も、当社固有のプロセスと設計哲学に慣れるための時間を取ります。
■ 開発環境・使用ツール
支給PC:会社指定PCから本人希望に応じて支給
グループウェア:Google Workspace
コミュニケーション:Slack、Zoom、GitHub
解析・シミュレーション:MATLAB/Simulink、STK(Systems Tool Kit)、Python(NumPy/SciPy)、GMAT
設計・CAD:各担当ポジションにより異なる
コード管理:GitHub
タスク管理:GitHub Projects V2、GitHub Issues
■ 選考フロー
基本的な選考パターン
書類選考 → 1次面接 → 2次面接(+適性検査) → 最終面接
技術領域によっては技術課題の取り組みをお願いする場合があります。
書類選考 → 技術課題(任意) → 1次面接 → 2次面接(+適性検査) → 最終面接
※詳細は応募時にご案内します。
【業務の変更の範囲について】
(雇入れ直後)上記業務内容参照
(変更の範囲)会社の定める業務
必須スキル
以下のすべてを満たす必要はありません。ただし、「専門技術領域の実務経験(GNC / 測位 / 通信システム / 光学 / AIT / 信頼性工学 / システムズエンジニアリングなど)3年以上」と「定量的な解析・検証の経験」は共通の前提としています。
- 専門技術領域の実務経験(3年以上):GNC / 測位・信号処理 / 通信システム(RF・プロトコル) / 光学設計 / AIT・試験設計 / 信頼性工学 / システムズエンジニアリンなど
- 定量的な解析・検証の経験:シミュレーション・計算・試験を通じて設計仮説を数値で検証し、設計にフィードバックした経験
- システム設計の経験:要求定義・アーキテクチャ設計・サブシステム間インタフェースの管理を担った経験(宇宙に限らない)
- 異なる技術領域の担当者と設計上の判断を擦り合わせた経験:ハード・ソフトをまたぐインタフェース調整、または試験と設計の間のやり取りの経験
- 日本語での高度な技術議論・文書作成が可能なこと
歓迎スキル
宇宙業界経験
- 人工衛星の設計・AIT・運用のいずれかのフェーズへの参画経験
隣接業界からの転用
- 自動車業界での制御システム設計(ADAS・自動運転)または機能安全(ISO 26262)の実務経験
- 通信業界でのRF設計・無線システム設計・通信プロトコル設計の経験
- 防衛・航空宇宙でのシステムズエンジニアリング・試験評価の経験
- 海事・海洋分野でのAIS/VDES・海洋データ処理の知識
- 測量・GIS分野でのGNSS測位・衛星測位・地理空間データ処理の経験
技術スキル
- Pythonまたはその他言語でのシミュレーション・解析スクリプトの実装経験
- MATLABまたはSimulinkを用いた制御システム・信号処理の設計・検証経験
- 国際規格(ITU・IMO・ECSS等)の読解・適用経験
- 英語での技術議論・論文読解(国際プロジェクト参画の機会があります)
求める人物像
「設計根拠を示せる人」
「宇宙だからこうする」ではなく、「この制約条件下ではこの選択が最適で、マージンはここまで」と定量的に語れる人。計算が合わないときに、合わせに行くのではなく、前提を疑える人。
「打ち上げを自分事にできる人」
打ち上げは、それまでの判断の総決算です。試験で出た数字が「合格ラインを超えているから良し」ではなく、「なぜこの値なのか」を考え続けられる人。軌道上で問題が起きたとき、自分の判断のどこに原因があったかを最後まで追える人。(Mission Commitment / Fail Faster, Succeed Sooner)
「他業界の知識を宇宙に持ち込もうとしている人」
宇宙業界の慣習を学ぶことと、他業界の知識を宇宙に適用できないか問い続けることは、並立します。「この業界ではこうやって解いていた」という知見を、宇宙開発の文脈で提案できる人。(Disruptive Challenge / Pay it Forward)
「衛星全体の文脈を捨てない専門家」
自分の領域に深度があるからこそ、隣の領域への影響を考慮に入れられる人。「それはGNCの話だからGNCエンジニアに任せる」ではなく、「自分の設計がGNCにどう影響するかを先に確認しに行く」人。
応募概要
| 給与 | 400万円~1,200万円 |
|---|---|
| 勤務地 | 有明オフィス(東京都江東区) |
| 雇用形態 | 正社員 |
| 勤務体系 | ・フレックスタイム制(フルフレックス) |
| 試用期間 | 3ヶ月(試用期間中の条件変更無し) |
| 福利厚生 | 【休日・休暇】
【有給休暇】
【手当】
【その他福利厚生】
|
企業情報
| 企業名 | 株式会社アークエッジ・スペース |
|---|---|
| 設立年月 | 2018/7/18 |
| 本社所在地 | 〒135-0063 東京都江東区有明一丁目3番33号 ドーム有明ヘッドクォーター3階 |
| 資本金 | 1億円(資本準備金含む)2025年2月時点 |
| 従業員数 | 180名(2025年10月現在) |