株式会社アークエッジ・スペース

超小型衛星の設計・製造・運用を手がける宇宙ベンチャー企業。3U、6U衛星などの開発とコンステレーション構築を主軸に、関連コンポーネントやソフトウェア、地上局運用サービスも提供。研究機関との連携や公的機関のプロジェクトへの参画を通じ、宇宙ビジネスの民主化と深宇宙探査の実現を目指す。

従業員数
98
設立年数
7年目
評価額
60億円
累計調達額
27億円
タグ
製造
宇宙
本社所在地
〒135-0063 東京都江東区有明一丁目3番33号 ドーム有明ヘッドクォーター3階
設立
2018年07月
資本金
27億

株式会社アークエッジ・スペース
3000_SRE (衛星運用)の求人

募集概要

本ポジションでは、衛星管制システムのSRE業務、および、衛星運用におけるSREプラクティスの適用を担当いただきます。 ​ 当社では、超小型衛星の運用に用いる地上側の衛星管制システムを自社で開発しています。衛星管制システムの詳細については、当社テックブログの記事「衛星管制システムとは何か https://blog.arkedge.space/entry/2025/01/17/080000」をご覧ください。 衛星管制システムは、衛星が価値を発揮するために必要不可欠なシステムです。衛星を宇宙に届けることができても、地上との通信ができなければミッションを果たすことはできません。特に、多数の衛星が協調してミッションを果たす衛星コンステレーションにおいて、管制システムは衛星システム全体の基盤であり、高い信頼性が求められます。クラウドだけでなくアンテナといったハードウェアも含む当該システムについて、モニタリングやアラーティングの整備、パフォーマンスやスケーラビリティの継続的な改善等を通じて、信頼性を向上します。 また、衛星運用そのものにもまだまだ自動化の余地があります。現在の衛星運用は「SRE以前」のインフラ運用に近い状態です。運用計画の策定やコマンドファイルの作成、テレメトリの監視などの多くが人手に頼っており、問題が起きたときの対応が属人化しています。今後、100機や1000機の衛星コンステレーションへとスケールさせるには、SREのプラクティスを衛星運用に適用することが必要であると当社では考えています。つまり、SREの定義である”SRE is what happens when you ask a software engineer to design an operations team”について、ここでいうoperationsに衛星運用を当てはめ、衛星運用をソフトウェアの力でスケーラブルなものにします。 【具体的な仕事内容】 管制システムのSRE業務 ・衛星管制システムにおける信頼性やスケーラビリティ向上のための施策の提案と実施 ・衛星管制システムのクラウドインフラに関する設計・実装・保守 ・全社横断のプラットフォームチームと協調した開発者体験の向上 衛星運用におけるSREプラクティスの適用 ・衛星運用の関係者を巻き込んだSREプラクティスの普及と実践 ・衛星運用を自動化・効率化するためのツール等の開発と導入 【ポジションの魅力】 ・衛星管制システムという宇宙と地上、ハードウェアとソフトウェアを跨いだ複雑なシステムに携わることができる ・衛星管制システムにおける1人目のSREとして幅広い裁量がある ・SREの経験を衛星運用というチャレンジングな領域に活かすことができる 【配属・カルチャー】 コンピューティング基盤部。衛星管制システムの開発チームは、インターン生1人を含む5人のスクラムチームです。 ソフトウェア部門のカルチャーについては以下を参考にしてください。 ・【学会発表】ソフトウェア技術による衛星開発・製造・運用におけるインターフェース調整コストの低減 https://blog.arkedge.space/entry/2023/11/13/113000 ・「技術は裏切らない」クックパッドのソフトウェアエンジニアが宇宙ビジネス企業に転職したワケ https://sorabatake.jp/39737/ ・ISUCON 13 の企業スポンサーをしました & Rust で初参加しました https://blog.arkedge.space/entry/2023/11/30/080000 【使用ツール】 ・支給PC: 原則本人希望 ・開発環境: macOS or Linux (WSL2含む) ・プログラミング言語: Rust, TypeScript ・フレームワーク: tonic, Remix ・サービス間通信: gRPC, WebSocket ・Infrastructure as Code: Terraform, ecspresso ・CI/CD: GitHub Actions ・コンテナ実行基盤: Amazon ECS, AWS Fargate, Amazon ECS Anywhere ・データベース: Amazon Aurora Serverless v2 (PostgreSQL), InfluxDB, Amazon DynamoDB ・モニタリング: Amazon CloudWatch, Sentry, Grafana ・コミュニケーション: GitHub, Slack, Zoom ・タスク管理: GitHub Projects, GitHub Issues 【選考フロー】 コーディングテスト>書類選考>1次面接>2次面接(+適性検査)>最終面接 ※コーディングテストについて スキル面の確認だけでなく、カルチャーマッチを確認する目的で実施させていただいております。 担当業務・管轄を明確に区切り限定することなく、できないなりにもまずはトライしてみるというマインドをお持ちの方を歓迎しておりますので、苦手意識のある方もまずは受験いただけましたら幸いです。

必須スキル

・SREとしての実務経験 ・パブリッククラウド(AWSが望ましい)の運用経験 ・Webアプリケーションの開発経験 ・多数の衛星を管制するシステムを作ることに対するモチベーション ・LinuxもしくはmacOSでのソフトウェア開発ができること 宇宙工学や人工衛星についての知識・経験は問いません。

歓迎スキル

・複雑な業務プロセスの自動化経験 ・ネットワークの構築・運用経験 ・データベースのチューニングや運用の経験 ・情報セキュリティに関する知識 ・英語の技術文書を理解し、設計等に反映できること ・「使用ツール」に挙げた技術の利用経験 ・OSSへの貢献やコミュニティでの活動経験 私たちはソフトウェアエンジニアとしての視点や新しい領域に飛び込む好奇心を重視しています。上記の項目はあくまでも一部の例であり、該当するかどうかに関わらず興味を刺激された方の応募を歓迎します。

求める人物像

・職種の異なるメンバーも巻き込んで協調して業務の改善に取り組める方 ・SREやDevOpsの考え方に共感し、自ら推進していける方 ・ソフトウェアに限らず、新しい技術を学ぶことが好きな方

応募概要

給与

600万円~1,200万円   ※ スキル・経験を考慮して決定します。スキルに応じて1,200万円を超える金額を提示する場合もございます。 ※ 残業代は別途支給

勤務地

有明オフィス(東京都江東区) ※ リモートワークも可能。出社頻度は業務内容や様々な事情等を考慮し、協議の上に決定。

雇用形態

正社員

勤務体系

・フレックスタイム制(フルフレックス) ・所定労働時間:8時間00分 (休憩60分)

試用期間

3ヶ月(試用期間中の条件変更無し)

福利厚生

【休日休暇】 年間120日 (内訳) ・完全週休二日制(土曜、日曜) ・祝日 ・夏期3日 ・年末年始7日 ・その他(慶弔休暇、有給休暇 ※ 規程による) 【有給休暇】 ・入社1カ月後経過時点 10日 ・最高付与日数 20日 【その他手当】 ・住宅手当 ・交通費全額支給 ・企業型確定拠出年金制度完備 【福利厚生】 ・各種社会保険完備(雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険) ・定期健康診断 ・服装自由 ・昼食代補助(玉子屋・OFFICE DE YASAI) ・自動販売機補助 ・無料ウォーターサーバー、コーヒーサーバー ・採用会食補助 等

更新日時:

2025/04/16 02:16


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