求人概要

プロダクトデザイナーとして、Ubie のミッション「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」を、病院・クリニックの院内業務そのものを再設計することで実装していただきます。

本ポジションは、AI が業務の前提として組み込まれたプロダクトの体験設計を担うポジションです。病院・クリニック向けプロダクト（to B）を主軸とし、患者・医師・看護師・医療事務など、医療従事者の日常業務に深く入り込む体験づくりに取り組みます。

Ubie の医療機関向けプロダクトを通じて、医療現場では音声や画像、テキストで入力された様々な診療のコンテキストが構造化され、要点が整理され、次のアクションが自然に提示されます。さらに診療業務の効率化にとどまらず、これまで得られなかった診療や病院経営の示唆が得られるようになります。そのような体験を医療現場の当たり前のものとするため、プロダクトをリードしてくださるプロダクトデザイナーを募集しています。

期待される主な業務

AI を前提とした院内業務の体験設計

病院・クリニック向けプロダクトにおいて、患者・医師・看護師・医療事務など複数ユーザーを前提とした体験設計を行います。
音声・画像・テキストなどの入力を起点に、情報の構造化、要約、次アクション提示までを担うエージェント型の体験設計に取り組みます。

深い顧客理解・ドメイン理解

院内業務の設計では、机上の仮説だけでなく、現場で実際に使われ続けることが重要です。
病院・クリニックへの定期的な出張・訪問を通じて、現場で働く人の業務や判断の文脈を理解し、「AI が持たない一次情報」を自ら取りにいくことを期待しています。

自分たち自身の業務改革・生産性向上

AI-ready なデザインシステムの構築・活用や、ツールの積極的な導入を通じて、デザイン・開発・意思決定のスピードそのものを変えていきます。
PdM・エンジニア・Biz と協働しながら、より早く、より良い価値を届けるための働き方そのものをアップデートしていきます。

【情報発信について】

・社員一人ひとりの積極的な情報発信を重視しています（noteやX（旧Twitter）、Linkedinなど）
・各種講演、イベント、勉強会への登壇や参加を推奨

【変更の範囲】

・全ての業務への配置転換の可能性あり

複雑な業務・情報構造を扱うプロダクトデザイン経験

Web サービス・業務システム・ネイティブアプリ等におけるプロダクトデザインの実務経験があり、複数ロール・複数利用シーンを前提とした UX 設計に携わってきた方。

他職種と協働し、主体的にデザインをリードした経験

PdM・エンジニアなど他職種と協働し、課題設定から設計、改善までを主体的にリードしてきた経験。

ユーザーリサーチを起点とした設計経験

顧客インタビューの設計・実査・インサイト抽出を一貫して担い、得られた理解をプロダクト設計に落とし込んできた経験。

AI を前提とした設計への強い関心

AI を活用したプロダクトの企画・UX 設計経験、もしくは強い関心と学習・実践意欲。

AI を用いた業務支援 UX・エージェント体験の設計経験

音声認識・画像認識・LLM などを活用した業務支援 UX や、エージェント型の体験設計に携わった経験。

情報設計難易度の高いプロダクトへの関与経験

情報設計（Information Architecture）の難易度が高いプロダクトに携わった経験や、PoC に留まらず実運用・定着までを見据えた体験設計の経験。

AI を前提としたプロダクトデザインに本気で向き合いたい方

AI を単なる機能や補助ツールではなく、業務や体験の前提条件として捉え、人と AI の役割分担を設計したいと考えている方。

顧客理解・ドメイン理解から体験を設計できる方

スタイリングだけでなく、顧客理解・ドメイン理解からデザインに向き合える方。AI を活用しながら学習しつつ、実際に現場に足を運び、自分の言葉で理解を深めていける姿勢を重視します。

Ubie の Mission・Vision・カルチャーに共感できる方

Ubie の Mission・Vision・カルチャーに共感し、それを体現しながらプロダクトづくりに向き合える方。

よくあるご質問（FAQ）

Q1. 実際に扱っているプロダクトはどのフェーズのものですか？

本ポジションのデザイナーは、0→1 フェーズのプロダクトと、グロース・スケールフェーズのプロダクトの両方に携わります。
Ubie は全国で 100 を超える大学病院・地方中核病院などに導入実績があり、PoC に留まらず、実運用・定着までを前提とした院内活用を進めています。

Q2. 医療ドメイン未経験でも問題ありませんか？

医療領域での事前知識や経験は必須ではありません。
チーム内には現役の医師が在籍しており、日常的に相談・議論しながら理解を深められる環境があります。
また、ドメイン理解を加速するための社内向け AI エージェントも整備されています。

Q3. プロダクトデザイナーとしての裁量はどの程度ありますか？

裁量は大きいですが、同時に責任も大きいポジションです。
スモールチームの中で、デザイナー自身が主体的に意思決定し、課題設定から設計、改善までを推進することが求められます。

Q4. UI デザイン・ビジュアルデザインの経験はどの程度必要ですか？

これらの経験があると活躍できる幅がより拡がりますが、入社時点で必須ではありません。
既存のデザインシステムや React の UI ライブラリを活用しながら、質とスピードの両立を重視したプロダクト開発を行っています。

Q5. このポジションに向いていないのはどんな方ですか？

これまでの経験の延長でできることを着実に取り組みたい方には向かない可能性があります。
変化の早い領域で、強い好奇心を持って学び続け、自ら変化し続ける姿勢が求められます。