【テックリード候補】全国の救急医療現場で利用されるDXシステムの開発
仕事概要
■事業概要
日本の救急医療は世界でもトップレベルと言われる一方で、デジタル化は遅れています。今なお紙や電話での情報伝達が主流となっており、データを適切に収集する仕組みが確立されていません。
そのため、「当院を受診した患者さんの最も多い症状や診断名は何か?」というような基本的な内容でさえ情報の検索が難しく、ひいてはデータに基づいた医療を提供するのが困難という課題があります。
TXP Medicalはこのような課題を解決するべく、「医療データで命を救う。」をミッションに、病院や救急隊向けに医療情報プラットフォームを開発・提供し、医療現場の情報連携の効率化、そしてデータに基づく意思決定を支援しています。
■業務内容
下記のようなテックリードとしての役割を担いつつ、自身もバックエンドの開発にも携わっていただきます。医療現場のDX課題は多く、新たなプロダクト案も日々生まれているため、既存プロダクトだけではなく新規開発にも携わっていただける環境です。
・レビューなどを通じたコード品質の担保、技術選定、アーキテクチャの設計
・チームを俯瞰し、技術観点での各種補完・整備
・顧客との直接折衝による要件抽出
・顧客や社内の他部署メンバーへの技術的な説明
■プロダクト
具体的にお任せしたいプロダクトをご紹介します。
▸救急搬送システム『NSER mobile』
これまで現場で手書きの帳票でやりとりされていた情報をデジタル化して再利用可能なデータにし、即時にデータを病院にシェアすることで、救急搬送時間の長時間化や搬送先のミスマッチ、非効率な業務フローといった課題を解決するシステム。
-紹介ページ:https://txpmedical.jp/service/nser-mobile
-実際の利用イメージ動画:https://www.youtube.com/watch?v=Ij0AJUgUvq0
▸救急統計業務支援システム『NOA』(ノア)
上記『NSER mobile』と連携し、救急隊員の統計入力業務を自動化するプロダクト。従来、紙に書いたメモを元にPCに入力していたところを、アプリとの連携によって自動化し、救急隊員の業務の効率化、負荷軽減を目指す統計プラットフォーム。
▸転院搬送システム『NEXT Stage CONNECT』
医療機関間の転院時に生じる電話による情報伝達の非効率や課題を解決するための、転院判断に必要な情報の統合プラットフォーム。
-紹介ページ:https://txpmedical.jp/service/next-stage-connect
▸セルフ問診システム
患者様が救急外来受診前、あるいは外来待合室で、ご自身のスマートフォン・タブレットを用いて病状等を入力することができるシステム。
-紹介ページ:https://txpmedical.jp/service/self-interview-system
■主な技術スタック
・フロントエンド: TypeScript (React, Next.js, Vue, Nuxt), Dart (Flutter)
・サーバーサイド: Python (Flask, Serverless), TypeScript, Node.js
・インフラ:AWS (Lambda, ECS, DynamoDB, RDS, CloudFront, SNS, SQS, Amplify, CDK)
・データベース:PostgreSQL / MySQL / Oracle
・その他: Slack / Figma / GitHub / BackLog
■チーム体制
開発組織は3つのプロダクト領域に分かれており、それぞれ5〜10名のチームで開発を進めています。また、社内には代表の園生を始め多くの医師経験者・看護師経験者が在籍しています。顧客からのニーズのヒアリングのみならず、社内の現場経験社の意見をもとにプロダクトを開発していくことができます。
■マネジメントメンバー
開発チームのマネジメントメンバーを紹介します。
- CTO 原田惇
東京大学大学院 情報理工学系研究科で自然言語処理・機械学習を専攻(修士)。アクセンチュア・アナリティクスグループに初期から参画。救急搬送データ分析に従事し、デジタル化の余地を実感。IoTハードウェアベンチャーの取締役COOとして技術開発・ビジネス開発を横断して推進。フリマアプリ・メルカリのエンジニア組織課題解決に従事し、現職。
- VPoE 水島克幸
大学卒業後新卒で某都市銀行勘定系システム開発に従事、その後物流・会計・証券・販売等複数の業務・基幹システムの設計から運用までを経験。また2011年より電子カルテシステム開発に携わり、医療システムと多種多様な開発経験を元にシステム開発をマネジメントする。
■本ポジションの特徴、得られること
・自治体や救急隊向けのプロダクトは稀有であり、人命にも関わるため大きなやりがいがある
・救急領域のプラットフォームは他になく、領域として日本最先端のDXに携わることが出来る
・開発要件設定から関わることができ、また必要であれば現場に足を運んで利用者の声を聞くこともできる裁量の大きい環境
・オンプレとクラウドのハイブリッドの開発環境
必須スキル
・Flask / FastAPI / Django等のPythonフレームワークを用いたバックエンド開発経験
・ネットワーク / セキュリティ / RDB / NoSQL などサーバーサイド領域に関する基本的な知識
・Gitでのバージョン管理を用いた開発経験
・プログラミング・技術が好きで楽しいと思う方
歓迎スキル
・Serverless構成での開発経験
・AWS CDKなどのIaaSを用いた開発経験
・AWS RDS, DynamoDB, Lambdaなどを利用した開発経験
・マイクロサービスアーキテクチャでのバックエンド・インフラ開発経験
応募概要
給与 | 750万~1000万円 ※現職給与とスキル・経験を考慮し決定します。 |
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勤務地 | 神田オフィス(神田駅徒歩3分) 〒101-0042 東京都千代田区神田東松下町41-1 H¹O 神田706 |
雇用形態 | 正社員 |
勤務体系 | フレックスタイム制 標準労働時間:1日あたり8時間 コアタイム制(11:00~15:00) 完全週休二日制 年末年始休暇あり フルリモート可 |
試用期間 | 3カ月 |
福利厚生 | ・社会保険完備(健康保険、厚生年金保険、労災保険、雇用保険) ・関東ITソフトウェア健康保険組合加入 ・出張手当あり |
企業情報
企業名 | TXP Medical株式会社 |
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設立年月 | 2017年8月 |
本社所在地 | 東京都千代田区神田東松下町41−1 H¹O 神田706 |
資本金 | 100,000,000円 |
従業員数 | 82名(アルバイト含む、2024年10月時点) |