社会にとって本当に必要な体験をつくる。CULUMUのPdM募集
仕事概要
【なぜやるのか/障壁を生まない、豊かな社会をデザインするために】
社会には、立場や環境によって、
いつのまにか“想定されない側”に置かれてしまう人がいます。
年齢、障がい、言語、文化、暮らし──
その違いが、日常の中の小さな壁となり、
誰かの行動や選択をそっと制限してしまうことがあります。
CULUMUは、こうした“見えない障壁”に光を当て、
多様な人々が自分らしく可能性を発揮できる社会を
デザインの力で実現したいと考えています。
私たちは、多面的な視点で問題を捉え、
あらゆる立場の人の声に耳を傾けることから始めます。
誰かの経験を、もうひとりの未来へとつなぐために。
そして、それぞれの違いが“制約”ではなく“価値”に変わる社会を
ともに描いていくことが、CULUMUの使命です。
【何をやるのか /企業と社会の課題を同時に解く、インクルーシブデザインスタジオ】
CULUMUは、企業・自治体・NPOなど多様なステークホルダーと
共創しながら事業をつくる インクルーシブデザインスタジオです。
私たちは、これまで周縁化されてきた当事者の視点を起点に、
課題の再定義からプロトタイピング、実装、改善までを伴走します。
デザインプロセスの中心に、多様な当事者を迎え入れ、
一緒に未来のサービスや体験を形づくる──
その共創の積み重ねが、社会課題の解決とイノベーションを
同時に生み出す土台になると信じています。
【どうやるのか /「多様な人々との共創」と「社会セクターとの連携」】
① 多様な当事者とともに、最初の一歩からつくる
CULUMUのデザインは、企画段階や要件定義の前から、「多様な当事者とともに事業を“つくり始める」ことを大切にしています。
高齢者、障がい者、外国人、子育て世代など、多様な人々との対話を通じて、見えない壁や未発見の価値を初期段階から発掘します。さらに、戦略・デザイン・開発・実装・運用・改善までのすべてのフェーズを一本のプロセスとして扱い、その段階ごとに当事者の視点を織り込みながら進めることが私たちの大きな特徴です。事業の方向性を決める“上流の問い”の設計、体験の骨格を描くプロトタイピング、社会的・心理的バリアに着目した検証、実装後の運用まで含めた改善ループの構築、こうした「設計段階から共創する姿勢」が、誰も取り残さない事業やサービスを生み出す基盤となります。
② 社会セクターとの連携
私たちは、寄付プラットフォーム「Syncable」を通じて
5,000以上のNPO・NGO、10万人超の支援者とつながっています。
このネットワークが、企業と社会、当事者と専門家を結ぶ
共創の場を生み出し、より深い理解と実装の力につながっています。
③ デザイナープロ集団としての統合的アプローチ
CULUMUは、課題の再定義から体験設計、実装、改善までを一貫して導くことのできる、横断的なデザインチームです。デザイナー、リサーチャー、エンジニア、戦略家がフラットに議論しながら共創することで、プロジェクトを前へと進めます。
そのプロセスの中心にあるのは、デザインが持つ固有の力です。見えにくい課題の深層構造を読み解く観察力、複雑な事象を整理し共通言語へと変換する編集力、未来の姿を可視化し人を動かすプロトタイピングの力、多様な関係者の対話を促し橋渡しするファシリテーション力、そして構想を現実の事業へと確かに実装していく力。
こうした能力を結集することで、「共創したい」という願いを志を持って社会実装する。そのプロセスそのものが、CULUMUのデザイン価値だと考えています。
【CULUMUの想い】
N=1の深い視点から、世界を動かす0→1を生み出す
ひとりの経験は、統計には現れない大切な気づきを教えてくれます。
CULUMUは、N=1(エヌイチ)の当事者視点から得られる
深層インサイトを重視し、それを事業の種に変えていきます。
“たったひとり”を起点にするからこそ、
より多くの人の可能性を広げるアイデアが生まれる。
それが私たちの信じる事業創造のあり方です。
【チームについて】
CULUMUのデザインチームは約10名ほどの少人数精鋭で、
「社会にとって意味のあるデザインをつくる」 という価値観を共有しています。
社会課題への関心が強く、見た目だけにとどまらない“本質的なデザイン”に向き合うメンバーが多いのが特徴です。
現在はリモートと出社をミックスしたハイブリット勤務を導入し、週に一度はチーム全員で勉強会の実施を継続したりと組織設計にも積極的に取り組んでいます。
スタジオを率いるのはCDOの川合 俊輔。
海外デザイン会社での経験を経てCULUMUを設立し、
インクルーシブデザインやUX領域で多数のプロジェクトをリードしてきた人物です。
川合の考え方やプロジェクト事例はnoteで紹介していますので、
興味のある方はぜひご覧ください。
▼僕がインクルーシブデザインデザインスタジオを設立したきっかけ
https://note.com/culumu/n/n668401f2e8de?sub_rt=share_sb
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◆募集背景
社会や企業・行政が抱える課題は、従来のプロセスや単一領域のアプローチでは解決が難しいものが増えています。
インクルーシブデザインスタジオ「CULUMU」では、多様な生活者との共創を基盤に、ユーザー中心のプロセスを通じて「どんな価値を社会に届けるか」という問いに向き合う案件が増えています。
近年は、新規サービス立ち上げ、社会実装フェーズの伴走、継続的なプロダクト改善など、プロダクトを中長期で育てていく案件が増加しています。これに伴い、企画から実装、改善までを横断してリードできるプロダクトマネージャーの必要性が高まっています。
そこで今回、プロダクト戦略、UXリサーチ、プロジェクトマネジメントを一気通貫で推進するPdMを募集します。
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◆業務内容
【プロダクト戦略・企画】
・クライアントの事業理解と課題整理
・プロダクトビジョン、ロードマップ策定
・KGI、KPI、UX指標の設計
・課題仮説の構築と検証プロセスの設計
【UXリサーチおよび価値検証】
・生活者、リードユーザーとの共創プロセス設計
・ペルソナ、ジャーニーなどUXフレームの活用
・アクセシビリティ観点を含めた価値検証
・サービス改善提案やUI改善企画の立案
【プロジェクトマネジメント】
・ステークホルダーとの合意形成、期待値調整
・進行管理、リスク管理
・デザインから開発までのプロセス設計
・外部パートナー企業との連携、コミュニケーション
【クライアント伴走】
・戦略から実行までを中長期で伴走
・事業ロードマップとサービス構造の整理
・継続改善、グロース施策の企画と実行
・社内外メンバーを巻き込んだ共創チームの形成
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◆選考フロー
書類選考 → 面接(1回) → スキルアセスメントテスト → オファー
【CULUMUについての参考ページはこちら!】https://speakerdeck.com/culumu/design-studio-deck-inkurusibudezainsutazioculuum
必須スキル
・PdM、UXデザイナー、UIデザイナー、PMのいずれかの実務経験(5年以上)
・UX視点を用いた課題発見および改善提案の実務経験
・複数ステークホルダーとの協働経験(クライアント、社内多職種、外部パートナーなど)
・仮説構築から検証、意思決定までを自走した経験
・不確実性の高いプロジェクトを推進した経験
歓迎スキル
・新規事業開発またはプロダクト立ち上げ経験
・データ分析を用いた改善提案経験
・多職種を巻き込んだファシリテーションスキル
・アクセシビリティやインクルーシブデザインへの関心
求める人物像
求める人物像
・プロダクトを通じて社会に価値を届けたい方
・目的から問いを立て、構造的に物事を捉えられる方
・多様なユーザーの声をプロダクト価値に反映できる方
・デザイン、技術、事業を横断したコミュニケーションが得意な方
・変化や不確実性を前向きに捉えて自走できる方
・共創プロジェクトを牽引し、チームをつくれる方
▼このポジションで得られるもの
・社会的に価値のある、多岐に渡るプロジェクトに関わることができます。
大手自動車メーカーの未来のインクルーシブモビリティ企画やまちづくりにおける合理的配慮ガイドライン設計など幅広いプロジェクトがございます。商業的なデザインに留まらないため、ご自身の介在価値を感じていただきやすい環境です。
・チームの組成、プロセス構築いずれも設計することから可能
プロジェクトが多岐に渡るため、チームの組成・プロセス構築までプロジェクトごとに設計いただくことが可能です。デザインに留まらず、ビジネスプロセスにご興味のある方にとっては楽しみながら仕事ができるフィールドであると自負しています。
・インクルーシブデザインとプロダクト開発の融合経験
多様な生活者の声を起点にプロダクトをつくる稀有な経験が得られます。
・上流の企画から実装まで一気通貫で関われる裁量
戦略段階からプロジェクトに関わる案件が多く、PdMとして深い意思決定に携われます。
・多職種と協働する学びの環境
UXデザイナー、サービスデザイナー、エンジニア、ファンドレイザーなど専門家と横断して協働できます。
・社会実装を意識したプロダクトづくり
インクルーシブデザインの思想を現場で体現し、「誰一人取り残さない仕組み」をつくるプロジェクトに関わることができます。
応募概要
| 給与 | ・年収:700万円~ ご経験を考慮いたします。 |
|---|---|
| 勤務地 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-59-4 リモート勤務可否:ハイブリッド勤務可(週3以上の出社が望ましい) ※会社、チーム的には出社の頻度をあげていこうとしているため、原則週3日程度の出社をお願いしたいです |
| 雇用形態 | 契約社員(6ヵ月で正社員への転換あり)/ 正社員(6ヶ月間の試用期間あり) |
| 勤務体系 | <フレックスタイム制度> ・標準労働時間:8h/日 ・コアタイム:11:00-16:00 |
| 福利厚生 | ▼人事制度(評価/等級/給与) -半期に1回(年2回)、等級・給与の昇格/降格、昇給/降給を決定します -メイン評価者との1on1を実施し、評価の進捗管理、確認を行います ▼休暇・短時間勤務制度 ・完全週休2日制(土・日) ・有給休暇10日(※付与日から2年繰可 / 但し6ヶ月間継続勤務後) ・祝日、会社が定める日(夏季休暇、年末年始休暇 ※条件有) ・慶弔休暇(結婚/出産/忌引) ・時短勤務相談可 ・産休/育休制度 -男女ともに取得実績あり ・介護休暇、子の看護休暇 - 年5日(該当家族が2人以上の場合は10日まで) ▼その他 ・社会保険完備(雇用保険、労災保険、厚生年金、健康保険) ・定期健康診断(年1回) ・通勤交通費支給(3万円まで) ・社用PC貸与 ▼福利厚生 ・フリードリンク(ウォーターサーバー等) ・勉強会・書籍購入・セミナー参加費用負担(都度相談) ・月1回の社内交流会 |
企業情報
| 企業名 | 株式会社STYZ |
|---|---|
| 設立年月 | 2016年3月 |
| 本社所在地 | 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-59-4 クエストコート原宿102 |
| 資本金 | 5,725,000円 |
| 従業員数 | 36名 |