Nehan株式会社 求人一覧機械学習エンジニア(Recommendation / Ranking)
Nehan株式会社 求人一覧

機械学習エンジニア(Recommendation / Ranking)

Nehan株式会社

仕事概要

仕事内容

【新しい公共を共に創ろう】
Nehan株式会社では、「新しい公共を共に創ろう」をミッションに、自治体や官公庁と取引を行う企業向けのAIプラットフォーム「Labid」を開発・提供しています。

公共営業では、日々公開される膨大な行政情報の中から、自社にとって重要な情報を見つけ、「どの自治体にアプローチするべきか」「どの案件を優先して確認するべきか」を判断する必要があります。

また、同じ自治体や案件であっても、企業の事業内容や商材、過去の営業活動、担当者の役割などによって、その重要度は大きく異なります。

Labidでは、入札・落札情報、予算書、総合計画、議会録、自治体の組織情報などの行政データを収集・構造化し、企業が持つ顧客情報や営業活動データと掛け合わせることで、

  • 自社がアプローチするべき自治体
  • 自社に合った入札案件
  • 今確認するべき行政情報

などをユーザーごとに提示する機能を開発しています。

今後、Labidを単に「情報を検索するプロダクト」から、ユーザーごとに必要な情報や次に取るべき行動を先回りして提示するプロダクトへ進化させるためには、

  • 何を推薦対象とするか
  • ユーザーや企業の状態をどのように表現するか
  • どの情報を推薦のシグナルとして利用するか
  • 候補をどのように生成し、どのような順序で提示するか
  • レコメンド結果が本当にユーザーの行動や成果につながったのか

まで含めて、Recommendation / Rankingの仕組みを設計する必要があります。

本ポジションでは、行政データと顧客データを活用したRecommendation / Rankingの問題設定・モデル設計・実装・評価・改善を一貫して担当いただきます。

採用背景

Labidには、入札・落札情報、予算書、総合計画、議会録などの行政データに加えて、顧客企業の営業活動に関するデータも蓄積され始めています。

これらのデータを活用して、

  • 自社がアプローチするべき自治体のレコメンド
  • 自社に合った案件のレコメンド
  • 営業活動の優先順位付け
  • 行政データを横断した検索・情報探索

など、ユーザーごとに最適な情報を提示する機能を増やしていこうとしています。

そのため、当社ではMachine Learning Engineerの専門領域を大きく2つに分けて考えています。

Recommendation / Ranking

「誰に・何を・どの順番で提示するか」をモデル化し、レコメンドやランキングそのものの精度を高める領域です。

AI Systems / Evaluation

AIが利用するデータの意味を設計し、AIの出力を評価し、失敗を分析しながら、AIシステム全体の品質を継続的に改善する領域です。

本求人は前者のRecommendation / Rankingを担当するMachine Learning Engineerの募集です。

公共営業におけるRecommendationには、一般的なECやコンテンツサービスとは異なる難しさがあります。

ユーザーによるクリックや購入が大量に発生するサービスではないため、十分なInteraction Dataが最初から存在するわけではありません。
また、企業ごとの事業内容や過去実績と、自治体・案件・予算などの行政データを組み合わせて推薦する必要があり、単純な協調フィルタリング(Collaborative Filtering)だけでは解くことができません。

限られたフィードバックの中で多様なデータをシグナルとして利用し、ユーザーにとって本当に価値のある情報を上位に提示できるレコメンドシステムを構築することが、本ポジションを募集する背景です。

具体的な業務内容

Recommendation / Rankingの問題設計
  • 自治体、案件、行政情報など、推薦対象の定義
  • ユーザー・企業ごとの推薦目的の整理
  • Candidate Generation / Rankingの問題設定
  • 正解データ・ラベル・Optimization Objectiveの設計
  • ユーザー行動や事業成果とRecommendationの接続

単にモデルを作るのではなく、プロダクト上の課題を「何を予測・最適化する問題なのか」へ落とし込むところから担当します。

特徴量・学習データの設計
  • 顧客企業の属性・事業内容・商材などの特徴量設計
  • 自治体・案件・予算・行政施策などの特徴量設計
  • 過去の営業活動・ユーザー行動を利用した特徴量設計
  • テキストデータやEmbeddingを利用した特徴量設計
  • 学習・評価に利用するDataset / Labelの構築

構造化データだけではなく、行政文書などの非構造化データも組み合わせながら、Recommendationに利用できるシグナルを設計します。

Candidate Generation / Rankingの設計・実装
  • Rule-based Matching、Machine Learning、Learning to Rank、Embedding / Vector Similarity、Retrieval、Reranking、LLMなどを組み合わせたRecommendation Pipelineの設計・実装
  • 利用可能なデータ、精度、説明可能性、レイテンシ、運用コストを考慮した手法の選定

特定のアルゴリズムを採用すること自体を目的とはせず、プロダクトにとって最適な方法を選択します。

コールドスタートへの対応

Labidでは、サービス利用開始時点から十分なユーザー行動データが存在するとは限りません。そのため、

  • 企業属性、事業内容・商材
  • 過去の受注・営業実績
  • 自治体・案件の属性
  • テキストやEmbeddingによる類似性
  • 類似企業・類似案件の情報

などを利用し、ユーザー行動が少ない状態でも価値を提供できるRecommendationを設計します。
利用データが蓄積された後に、どのようにPersonalizationや学習型Recommendationへ発展させるかまで含めて設計します。

Recommendation / Rankingの評価と改善
  • Offline Evaluationの設計・実施
  • Precision / Recall / NDCG等を用いたRecommendation / Rankingの評価
  • 特徴量・モデル・Ranking Logicの比較実験
  • Failure Caseの分析
  • 実利用データを利用したRecommendation品質の評価
  • Online Metrics / A/B Test等を利用した検証
  • ユーザー行動や事業成果を踏まえた継続的なモデル改善

Offline Metricの改善自体を目的とせず、最終的にユーザーが価値のある情報を発見し、次の行動につながったかまで含めて評価します。

プロダクトチームとの連携
  • PdMと連携したRecommendation機能の要求・成功指標の定義
  • AI Systems / Evaluationを担当するMachine Learning Engineerとの連携
  • Backend Engineerと連携したRecommendation Pipelineの本番システムへの組み込み
  • データチームと連携したRecommendationに必要なデータの品質改善
  • 実験・分析結果をもとにしたプロダクト改善の提案

入社後に期待すること

まずは、Labidが保有している行政データ・顧客データと、現在提供しているRecommendation機能、公共営業というドメインを理解いただきます。

そのうえで、優先度の高いRecommendationのユースケースを一つ選び、「誰に何を推薦するのか」「何を正解とするのか」「現在どの程度の品質なのか」を整理し、BaselineとなるRecommendation / Rankingの仕組みと評価方法を構築いただきたいと考えています。

その後、利用できる特徴量の拡張、Candidate Generation / Rankingの高度化、コールドスタートの改善、実利用データを利用した学習・Personalization、Offline Evaluationとユーザー行動の接続を進めながら、Recommendationの品質改善サイクルを構築いただきます。

中長期的には、User / Customer Context → Candidate Generation → Ranking → User Action → Feedback → LearningというLabid全体のRecommendation Loopを設計し、Recommendation / Ranking領域における技術方針やアーキテクチャの意思決定をリードいただくことを期待しています。

本ポジションの魅力

  • Recommendationがプロダクト価値の中心にある
    LabidにおけるRecommendationは、単なる「おすすめ機能」ではありません。
    膨大な行政情報の中から「自社にとって今見るべき情報は何か」「次にアプローチするべき相手は誰か」を提示すること自体が、プロダクトの中心的な価値になります。
    Recommendation / Rankingの改善が、そのまま顧客の営業活動や事業成果につながる環境で開発できます。

  • コールドスタートからRecommendationを設計できる
    ECやSNSのように、大量のInteraction Dataが最初から存在する環境ではありません。
    構造化された行政データ、顧客企業の属性、テキストデータ、Embedding、類似性、ドメイン知識などを組み合わせながら、少ないフィードバックでも価値を出せるRecommendationを考える必要があります。
    データが豊富な前提で既存アルゴリズムを適用するのではなく、Recommendationの問題そのものを0から設計できます。

  • 多様かつ独自性の高い行政データを活用できる
    Labidでは、全国の自治体・官公庁から、入札、落札、予算、総合計画、議会録、組織情報など多様なデータを収集しています。
    これらを顧客企業の事業内容や営業活動データと組み合わせることで、「この企業にとって、この自治体・案件はどの程度重要なのか」という、独自性の高いRecommendationの問題に取り組めます。

  • モデルだけでなくRecommendation System全体を設計できる
    特定のモデルを学習するだけのポジションではありません。
    Candidate Generation、Feature Engineering、Ranking、Evaluation、Serving、Feedback Loopまで含めて、Recommendation System全体を設計できます。
    必要に応じて検索、ルール、Embedding、Machine Learning、LLMなどを組み合わせながら、プロダクトにとって最適な構成を選択できます。

  • 0からRecommendationの学習ループを構築できる
    まだ完成したRecommendation Engineや決められたアーキテクチャが存在するフェーズではありません。
    プロダクトチームと議論しながら、何を推薦するか、何を正解とするか、どのシグナルを利用するか、どのように評価するか、ユーザー行動をどう次の学習に利用するかを自ら設計していくことができます。
    Recommendationを機能として作るだけではなく、利用されるほど改善していく仕組みそのものを構築できます。

必須スキル

  • Machine Learningを利用した本番プロダクトについて、問題設定・設計・実装・評価・改善のいずれかを一貫して担当した経験
  • Recommendation / Ranking / Search / Matchingのいずれかについて、モデルやアルゴリズムの設計・実装・改善に携わった経験
  • 構造化データやテキストデータを利用した特徴量・学習データの設計経験
  • Pythonを利用したMachine Learningシステムの実装経験
  • Offline Evaluationを用いてモデルやアルゴリズムを比較・改善した経験
  • PdM・Software Engineerなど、異なる専門性を持つメンバーと協働してプロダクトを開発した経験

歓迎スキル

  • Recommendation / Rankingシステムの本番運用・継続的な改善経験
  • Learning to Rankの実装・運用経験
  • Candidate Generation / Rankingの多段構成を設計した経験
  • Search / Retrieval / Recommendationを組み合わせたシステムの開発経験
  • Embedding / Vector Search / Rerankingを利用した経験
  • コールドスタートが強い環境でRecommendationを設計した経験
  • BtoB SaaS、マッチング、広告など、ユーザーフィードバックが疎な領域でのMachine Learning経験
  • A/B TestなどOnline Evaluationの設計・運用経験
  • Recommendation / Rankingとプロダクト・事業KPIを接続して改善した経験
  • MLOps / Model Serving / Feature Pipelineの構築経験
  • LLMをRecommendation / Rankingの一部として利用した経験
  • 公共・行政領域への関心

求める人物像

  • モデルを作ることではなく、「ユーザーにとって良い推薦とは何か」から考えたい方
  • 事業上の課題をRecommendation / Rankingの問題として定義するところから関わりたい方
  • データが十分に揃っていない状況でも、仮説を立ててBaselineをつくり改善を進められる方
  • モデルだけでなく、特徴量・評価・プロダクト体験まで含めて改善したい方
  • Offline Metricと実際のユーザー行動の違いを分析し、改善することが好きな方
  • 新しいアルゴリズムを利用すること自体ではなく、それによってユーザー価値を高めることを重視できる方
  • Recommendation / Rankingをプロダクトのコア技術として育てていきたい方

応募概要

給与

800万円~
時給4,000円~

勤務地

108-6022 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟 22階

雇用形態
勤務体系
  • 雇用形態
    • アルバイト/業務委託/正社員
  • 勤務場所
    • リモートとオフィス勤務の併用
      • 勤務時間/場所は調整できます。土日や早朝深夜の勤務も可能です。
試用期間
福利厚生

⚫︎フルリモート可
⚫︎(勤務時間や業務内容に応じて)AIコーディングサービスの会社負担制度あり

企業情報

企業名
設立年月
本社所在地
事業内容

公共営業のためのAIワークフロー「Labid」を開発・提供するスタートアップです。

自治体・官公庁の市場では、入札情報だけでなく予算書、行政計画、議会録、過去の落札情報など、営業活動に必要な情報が全国のWebサイトやPDFに分散しています。

そのため企業の公共営業担当者は、膨大な行政情報の中から「どの自治体に、いつ、何を提案すべきか」を自ら調査・判断しなければならず、情報収集や案件管理に多くの時間を費やしています。

Labidは、全国の行政情報を収集・構造化し、AIを活用することで、公共営業の一連の業務を支援します。
・入札・落札・予算・行政計画・議会録などの行政情報を横断して検索
・案件、タスク、営業活動を一元管理
・提案や書類作成などの営業業務をAIで支援

行政が抱える課題と、それを解決できる民間企業がより適切につながる、新しい公共のあり方をつくっています。

【企業・サービスサイト】
・コーポレートサイト:https://nehan6.com/
・サービスサイト:https://labid.jp/

従業員数
企業サイトURL