仕事概要
株式会社Luupは、“街じゅうを「駅前化」するインフラをつくる”をミッションに掲げ、電動キックボードや電動アシストなど電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP(ループ)」を日本各地で展開しています。
街には「ポート」という移動のハブがあり、いつでもポートからポートへ電動マイクロモビリティに乗って移動することができます。 かつて鉄道の駅が街を発展させたように、LUUPのポートを街じゅうに設置することで人が集まる場所をつくり、街じゅうを駅前のように活性化していきます。LUUPを通して、移動におけるさまざまな問題を解決し、新たな街の未来を創造します。
現在は、東京・横浜・大阪・京都・神戸・宇都宮・名古屋・広島・仙台・福岡でサービスを展開しており、2024年10月時点で10,000ポート以上を運営しています。
将来的には、電動マイクロモビリティの普及によるCO2削減と、ご高齢の方も乗ることができる新しい電動モビリティの導入を実現し、すべての人が安全・便利に移動できる持続可能な社会をつくることを目指します。(会社HP:https://luup.sc/ )
【組織】
Software Development部は、『LUUP』のサービス本体、スタッフ向けツール、IoTデバイス関連、その他周辺ソフトウェアの設計・開発を担っています。Software Development部はiOS、Android、Server、IoT、QA、SREと6つのチームがあります。そのなかのServerチームで活動いただきます。
【仕事内容】
LUUPのソフトウェア開発は、ユーザー向け(iOS・Androidアプリ)と、運営を支えるバックオペレーション向けの2つの領域があります。
ユーザー向けは、主にライドをするお客様向けのモバイルアプリケーション向けの機能開発です。モバイルアプリを通じて最高のライド体験を届けるためのUXを開発していきます。プロダクトマネージャー・デザイナー・OSエンジニア・Androidエンジニア・QAチームとで構成されたプロダクトチームで、ユーザーインタビューやデータ分析などから得られたユーザーの声を参考に改善を重ねます。
主にアプリ向けのAPIの開発を担いますが、移動インフラとしての安定供給や安心安全のためには様々なシステムとの連携も不可欠です。車両に搭載されたIoTモジュールとのセンサー、ユーザーからの報告をスタッフに連携するためのオペレーション機能、ルート案内などでの社外システムなどとの連携を行います。またAPI開発周辺機能だけでなくユーザー向けの機能のための管理ツールを開発することもあります。
バックエンドは主にTypeScriptで開発され、インフラにはCloudFunctions、データベースにはFirestoreを使用しています。クライアントアプリやIoTチームと協業しながらシステム全体の技術的な負債やボトルネックの解消のためのリファクタリングを実行します。中長期的には既存構成を前提としない、リアーキテクチャなどもチームで調整していく可能性があります。
【仕事の魅力】
Luupは、日本の電動キックボードのシェアリングサービスを展開する数少ない企業の1つです。法制度の変化に柔軟に適応し、急速な事業拡大を通じて普及を推進してきました。また、”ポートモデル”と言われる形態でのマイクロモビリティのシェアリングサービス展開は、世界の中でも早い段階から取り組んでいる企業のひとつです。そのため直面する課題には世界でも明確な成功例がないものも多く、このようなフロンティアでの事業環境はスタートアップに限らず簡単には味わえない環境です。
また10,000以上のポートや30,000以上の車両から得られるIoTなどのデータ連携を伴うリアルサービスにおいて、バックエンド開発によって事業に大きなインパクトを与えられ、自ら実装した施策などで利用者データのみならずスタッフのオペレーターもData Drivenに最適化していく環境は非常にエキサイティングなものがあります。
【サーバーチームについて】
◆特徴
LUUPのサーバーチームは、CloudFunctionsやFirestoreなどマネージドサービスを多く活用し、SREチームによって一定メトリクスの整備もあり、アプリケーションコードを書くことに集中しやすい環境です。
それを後ろ盾に、コンシューマー向け・バックオペレーション向けの複数のクライアントアプリのビジネスロジックをサーバーに集中させることを進めてきました。そのため複雑な仕様をサーバーで簡潔かつ堅牢に実装することは容易ではありませんが、影響の広さや機動性の高さなどからプロダクトへ価値を届けやすい環境にあります。
また、仕様についてはプロダクトマネージャーが要求や優先順位を整理しますが、技術的な観点から仕様や要件への議論や調整は盛んに行われています。無理に実装して技術的負債を生むことよりも、長期的観点でのプロダクト成長を考えられる環境です。
LUUPはメインのDBにマルチテナント特性をもつFirestoreを利用しています。そのためバックエンドのみならずクライアントアプリーケーションともDBスキーマを共通で管理するために、Webアプリーケーションとバックエンドをモノレポで開発しています。
◆規模と体制
サーバーチームは、正社員7名と業務委託10名程度のチームです。(2025/01時点)
バックエンドエンジニアとフロントエンドエンジニアが所属し、コンシューマー向け・バックオペレーション向けに加え、基盤開発などそれぞれ担当を持ち活動しています。
また普段はプロダクトマネージャー3名、デザイナー2名、アプリエンジニア5名、QA4名のメンバーと協業しながらアプリの2週に一度のリリースサイクルに合わせてスプリントを回しています。
※業務内容の変更範囲:会社が指示する業務
必須スキル
・バックエンドエンジニアの経験(2年以上)
・TypeScriptを使用した開発経験(2年以上)
・コードレビューを含む複数人チームでの開発経験
・アジャイル開発やリーン開発などを行う組織での経験
歓迎スキル
いずれかの強みをお持ちの方であれば、ご活躍いただけると思います。
・スクラムマスターなどチームのプロセス改善にフォーカスした経験
・機能開発以外の自発的なリファクタリングの推進・実装経験
・Firebaseプロダクトを用いたプロダクト開発経験
・Google Cloud Platformの認定資格や使用経験
・NoSQLデータベースやServerlessアーキテクチャの運用経験
・クライアントアプリのためのAPI開発経験
・BigQueryを通じた簡易的なデータ分析経験
・技術方針の議論や取りまとめ推進を行った経験
求める人物像
Luupのミッションや事業に共感があることを前提とし、単一技術志向・近視眼的でなくプロダクト志向かつ未来志向で、特定の技術領域に過度にこだわらず技術的挑戦や問題解決を楽しめるマインドを重視します。
そういったマインドをベースに以下の様な方を理想と考えています。
・リモートベースの組織でも、必要に応じてオンラインや対面で話す機会を設けることに抵抗がなく、積極的にコミュニケーションを実施できる方
・既存の体制やプロセスにクリティカルな思考を持つことができ、新しい方法やチームへの浸透などのチャレンジができるかた方
・タスクの範囲や定義にとらわれず背景にあるユーザーのニーズや課題を想像し、意見や調整ができる方
・技術組織のなかでリファクタリングの提案や推進、新技術へのチャレンジなどを積極的にできる方
応募概要
給与 | リードクラスの想定年収:800~1,500万 メンバークラスの想定年収:500~800万 ※上記は想定となりますので、スキルに応じて変動があります。 |
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勤務地 | 東京都千代田区神田佐久間町三丁目21番地24 AKIHABARA CENTRAL SQUARE 4階 (最寄り駅:秋葉原駅、浅草橋駅、岩本町駅) 開発メンバーは普段リモートワークをしており、地方在住のメンバーも在籍します。 ただ、ほとんどのメンバーが通勤可能な範囲に居住しており、月1の社員を中心とした全社会はオフィスに集合します。 また定期的な出社でオンサイトMTGをすることで、チーム内外を問わないコレボレーションの強化を図っています。 それ以外にも工場や市場での車両の検証を行うことがあるため通勤可能であることが望ましいです。 ※勤務地の変更範囲:会社が指示する勤務地 |
雇用形態 | 正社員 |
勤務体系 | 【勤務時間】 10:00 ~ 19:00 ※フレックスタイム リモートワーク:相談可 休日オンコール対応あり(月1日程度シフト申告制、代休必須) 【休日・休暇】 完全週休2日制(土日)、祝日、夏期休暇、年末年始休暇 |
試用期間 | 有 3カ月 ※労働条件は本採用と同じです。 |
福利厚生 | ・社会保険 ‐ 健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労災保険 ・福利厚生 ‐ 交通費支給 ‐ 入社時有休付与 ‐ モバイル・PC支給 ‐ 自社サービス利用補助 ‐ 団体保険 ・その他 ‐ 健康診断・インフルエンザ予防接種費用負担 |
企業情報
企業名 | 株式会社Luup |
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設立年月 | 2018年7月30日 |
本社所在地 | 東京都千代田区神田佐久間町三丁目21番地24 AKIHABARA CENTRAL SQUARE 4階 |
資本金 | 1,000,000円 |
従業員数 | 191名 (アルバイト含む ※業務委託除く)※2024年6月時点 |