品質保証職（防腐防黴）

・食品、医薬品、医薬部外品、化粧品、衛生雑貨品、雑貨品及びその原料、並びに製造工程の微生物学的リスクアセスメントに基づく微生物学的品質保証業務全般 ・新製品の保存効力の設計、評価 ・製品の容器や用法に起因する微生物汚染リスクの評価、改善提案 ・製造工場の品質管理における微生物学的視点での支援、トラブルシューティング ・関連部署（研究開発、製造、品質管理など）との連携、専門的見地からの指導・教育 ◆お任せしたい役割・期待したいこと◆ まずは、現在この領域を牽引する専門家と共に、社内の微生物品質保証体制を確立していく中核メンバーとしての役割を期待しています。将来的には、ご自身の専門性を深め、特定分野のエキスパートとして、あるいは次世代のリーダーとして、小林製薬の微生物分野の品質保証を担う第一人者となっていただくことを目指していただきます。理論と現場、両方の視点を持ち、組織全体の品質レベルを向上させるハブとなる重要なポジションです。 ◆この仕事の魅力◆ ・まだ社内に確立されていない「微生物品質保証体制」を、第一人者と二人三脚でゼロから作り上げていく、キャリアにおいて非常に価値のある経験ができます。 ・当社の全製品に横断的に関わり、研究開発から製造現場まで一貫して品質を支えることで、その道の第一人者を目指せる専門性が身につきます。 ・ご自身の専門知識や提案が、新製品の処方や工場全体の品質管理体制に直接反映されるため、大きな影響力と手応えを感じることができます。 ・お客様が安心して製品を手に取れる「当たり前」を根幹から支える、社会的意義と誇りの持てる仕事です。

<業務スキル> ・食品、医薬品、医薬部外品、化粧品、衛生雑貨品、雑貨品及びその原料並びに製造工程の微生物学的リスクアセスメントの実務経験（いずれかの製品カテゴリーに関して5年以上が望ましい） ・微生物限度試験、保存効力試験等の微生物試験の実務経験（5年以上が望ましい） ・工場品質管理における微生物学的視点での支援、トラブルシューティングの実務経験（5年以上が望ましい） <能力・資格> ・理系修士課程以上 ・微生物学的リスクアセスメントに必要な基礎知識（化粧品微生物学、食品微生物学、微生物制御学） ・関連法令・基準に関する知識（日本薬局方、GMP省令、食品衛生法、ISO等の公定法、日本化粧品工業会自主基準等の業界自主基準、ガイドライン等） ・英語力（微生物に関する学術論文の検索・読解ができるレベル）

<業務経験> ・微生物分野の研究職の実務経験 ・製造に関する実務経験

・論理的説明能力： 微生物の専門知識がない他部門のメンバーに対し、なぜその対応が必要なのかを根拠（データ、学術的常識）に基づき、筋道立てて分かりやすく説明できる能力。 ・協調性と規律性： 組織の指揮命令系統やルールを遵守し、上司・同僚・部下の意見を聞きながら、チームの一員として目標達成に貢献できること。品質保証業務は会社の基準や方針に則って進める必要があり、個人の判断で単独行動するのではなく、チームで業務を遂行することが求められます。 ・探求心と情報収集力： 学術論文など信憑性の高い情報源から、常に最新の知見を収集し、業務に活用しようとする探求心。 ・現場志向： 研究所での理論追求だけでなく、工場の製造現場に足を運び、自らの目で課題を発見し解決に導くことに意欲的であること。