仕事概要
対話型音声AI SaaS「アイブリー」の信頼性・スケーラビリティ向上を担うSREの募集です。IVRyのSREは、「組織全体で信頼性を確保するための横断的な文化と仕組みづくり」と「プロダクトの一員として中に深く入り込み、信頼性を設計・開発・運用の意思決定そのものに埋め込む活動」の両輪を担っています。クラウドインフラの構築・運用、開発生産性の向上、AIを活用したプロダクトの安定稼働など幅広い領域に携わり、事業成長と安定稼働の両立を技術で支える役割です。
株式会社IVRyについて
IVRyは「最高の技術を、すべての人と企業に届ける」をMissionに掲げ、対話型音声AI SaaS「アイブリー」を開発・運営しています。独自技術で応対品質と信頼性を担保し、導入アカウントは5万を突破。人が本来の価値を発揮し"働くことは楽しい"と皆が感じられる社会の実現を目指します。
2025年11月までに累計106.1億円の資金調達を完了。アイブリーに蓄積される貴重な「対話データ」と、最新のAI技術を掛け合わせ、データの価値を最大化。そして、顧客の声という一次情報を経営判断へと繋げ、企業の業務そのものを変革し、さらに顧客体験を向上させていきます。
IVRyについてより詳しく知りたい方に向けて、会社やプロダクトに関する公開情報をまとめたページ をご用意しています。事業内容やプロダクトの詳細、所属メンバーについてご覧いただけます。
業務内容
私たちが提供する対話型音声AI SaaS「アイブリー」は、事業成長に伴い利用企業が急増しています。
急激な事業拡大やマルチプロダクト化の進展によりプロダクトに求められる期待と複雑性は急速に高まっています。具体的には、
- 日々のトラフィックやデータ量の増加への対応
- 機能開発スピードの加速
- 電話という“止まらないこと”が前提のドメイン特性
- お客様のニーズに応えるために開発する機能の多様化
- 将来の成長を見据えた新たな技術へのチャレンジ
など、様々な技術的課題に直面しています。常に安定し、質の高いサービスをお客様に提供し続けるためには、継続的なサービスレベルの向上が不可欠です。
サービスの複雑化・高度化が進む中で、より堅牢でスケーラブルなシステムへと進化させていくためには、開発体制の強化が最重要ミッションとなっています。
未来のIVRyを支える盤石なシステム基盤を構築し、事業の成長をSREの領域から力強く牽引いただける新たな仲間を募集しています。
また現在のフェーズにおいて重要なのは、「SREが別チームから支える」のではなく、「プロダクトチームの中で信頼性の判断を行う」ことです。
そこでIVRyでは、各プロダクトチームに入り込み、
- この設計はどのリスクを取っているのか
- 今回のリリースで守るべきSLOは何か
- どこまで自動化し、どこを人が判断するのか
といった問いを日常的にプロダクト開発の中で扱う Embedded SRE を強化しています。
お任せしたい主な業務
IVRyのSREは、対話型音声AIサービス「アイブリー」の信頼性と向き合いサービスの安定稼働と継続的な成長を技術的に支えます。同時に、開発チーム全体の生産性向上にも貢献し、良いプロダクトをより速くお客様に届け続けるためのインフラ開発・運用に取り組みます。描きたいキャリアや事業フェーズに応じていずれか又は複数の業務を担っていただきます。
サービスを支えるインフラの構築と運用
IVRyのサービス全体の基盤となるインフラ(クラウド、DB、ネットワーク等)の設計、開発、構築、運用、保守を行います。Infrastructure as Code等を活用した効率的かつ再現性の高いインフラ管理を推進します。(※単に流行りの技術に飛びつくのではなく、サービスの特性や既存のシステムとの適合性を考慮し、最適な技術選定と導入を行います。)
プロダクトチームに組み込まれた信頼性設計
担当プロダクトの特性(リアルタイム性、音声品質、失敗時の影響範囲)を踏まえたSLI / SLO設計・運用、機能追加・仕様変更時の信頼性レビュー、リスク評価、リリース判断への関与、「落ちてもよい部分」「絶対に落としてはいけない部分」の明確化と合意形成を行います。
プロダクト視点での障害対応・再発防止
プロダクトチームと一体となった障害対応・ポストモーテムの実施、根本原因の特定だけでなく設計・プロセス・判断基準そのものの改善、再発防止策を「属人対応」ではなく仕組み・ガードレールとして実装します。
信頼性を前提としたアーキテクチャ・実装支援
電話 / AI / 外部API連携におけるタイムアウト設計、リトライ戦略、フォールバック設計、キャパシティプランニング、負荷試験、ボトルネック分析、アプリケーション・ミドルウェア・DB設定のチューニング支援を行います。
開発チームの意思決定を支えるオブザーバビリティ
プロダクトにとって意味のあるメトリクス・ログ・トレース設計、「アラートを鳴らす」ではなく「判断できる状態を作る」監視・可視化、開発者が自律的に状況を把握できるダッシュボード整備を行います。
開発効率・Developer Experience (DX) の向上
開発、テスト、デプロイメントパイプラインの自動化・最適化を推進します。エンジニア全体の開発効率を高めるための各種ツールの開発、導入、運用を行います。CI/CD環境の改善や、効率的な開発ワークフローの構築支援、運用の自動化推進に取り組みます。
開発環境
- フロントエンド
- 言語: TypeScript, HTML, CSS
- フレームワーク・ライブラリ: React, Next.js, Storybook, webpack
- バックエンド
- 言語: Ruby, Python
- フレームワーク・ライブラリ: Ruby on Rails, FastAPI
- インフラ・ミドルウェア: AWS, Aurora(PostgreSQL), DynamoDB, Amazon ECS, Terraform 等
- ツール: GitHub, GitHub Actions, Slack, Notion, Figma 等
- AI: GitHub Copilot, Cursor, Devin, Claude Code
サービス全体の技術スタック、アーキテクチャは、技術スタック / アーキテクチャー / データパイプライン をご確認ください。
現在の課題
事業の急激な拡大に伴い、IVRyのサービスレベルや技術基盤には、SREとして積極的に向き合い、解決に取り組むべき様々な課題が存在します。具体的には、以下のような点が挙げられます。
電話 × AI という高不確実性ドメインへの挑戦
現在はCPaaSの機能をフル活用してサービスを提供しています。電話とAIを組み合わせた高不確実性ドメインにおいて、CPaaSの機能を最大限活用した可用性設計、音声遅延・認識失敗・外部AIエラーを前提としたUX設計、リアルタイム性と安定性のトレードオフ判断といった課題に取り組んでいく必要があります。
マルチプロダクト化における「信頼性の文脈化」
プロダクトごとに異なるSLO・運用モデルの設計、横断基盤とプロダクト固有責務の切り分け、「共通化しすぎない」ための判断など、よりSREの力が問われるフェーズとなっていきます。
既存システムの近代化と運用効率のブレークスルー
事業の急速な成長スピードに対し、過去に構築された仕組みやインフラが現在のチーム規模、開発速度や要求レベルに追いついていない部分が存在します。今後は、問い合わせ対応や変更管理といった日々の運用業務を含め、既存システムをSREのプラクティスや技術でアップデートし効率化を行いつつ、性能・安定性を飛躍的に向上させていくことに挑戦していく必要があります。
エンタープライズ領域対応と非機能要件への深耕
サービスに求められるガバナンス、高度なセキュリティ対策、コンプライアンス対応のレベルが格段に上がっていきます。これらの非機能要件に対し、的確な信頼性とセキュリティレベルを実現するためのシステム設計、監査対応、体制構築などが、SREの主導で求められています。
期待していること
IVRyのSREには、サービスの安定稼働を支えるだけでなく、私たちの開発組織全体を次のレベルへ引き上げ、事業成長を加速させる牽引役となることを期待します。
これまでの経験と最先端の知見をIVRyに導入・定着させること
今まで培ってきたSREとしての豊富な経験や、業界の優れたプラクティス、最新の技術動向に基づいた知見を、積極的にIVRyの環境に導入し、技術レベルの底上げをリードしてほしいです。
既存の仕組みやルールに「問い」を立て、「あるべき姿」を追求すること
現在のインフラ、運用体制、開発プロセスに対し、「なぜこうなっているのだろう?」「もっと良い方法はないか?」と常に問いを立て、あるべき姿を見据えた抜本的な改善提案や実行を積極的に行うことを期待します。
IVRyならではの最高のDeveloper Experience (DX) を共に創り上げること
開発者がより速く、快適に、安全に、開発できる環境とは何かを深く考え、それを実現するためのツール開発、ワークフロー改善、文化醸成を推進してほしいです。「言われたものを作る」のではなく、自ら課題を発見し、解決策をデザインする主体性を期待します。
様々なロールのメンバーと協業し、組織的な成果を最大化すること
エンジニアはもちろん、プロダクトマネージャー、デザイナー、そしてビジネスサイドのメンバーとも密に連携し、技術的な専門知識を活かしてプロダクトや事業の意思決定、課題解決に貢献してください。
組織とアーキテクチャの進化を、中長期的な視点でリードすること
現在の課題解決だけでなく、IVRyの5年後、10年後を見据え、スケーラビリティ、可用性、メンテナンス性などを考慮した持続可能なシステムアーキテクチャの設計や、エンジニア組織の成長に合わせた開発体制の構築に主体的に関わってほしいです。
働く面白さ/成長環境
アイブリーは「電話」というビジネスに不可欠なインフラを提供するSaaSであり、AWS、Google Cloud、Azureといった主要なパブリッククラウドをサービスの特性に応じて組み合わせて利用できる幅広い技術環境があります。
事業の根幹を担うインフラ領域で、高い重要性とダイレクトな影響力を実感
ミッションクリティカルなサービスの安定稼働と継続的な改善の両立を技術的に支えることで、事業の成功にダイレクトに繋がる達成感を日々感じることができます。リリースプロセスの改善や障害対応を通じて、ダウンタイムやMTTRといった重要指標の極小化に貢献できるのも、このポジションならではのやりがいです。
マルチプロダクト時代の、技術選定とアーキテクチャ設計への挑戦
新規プロダクトの増加に伴い、プロダクト特性に合わせて既存の技術スタックに縛られず最適な技術選定やアーキテクチャ設計をイチから行う機会が豊富にあります。サービスの成長戦略と同期しながら、今必要な技術を導入し、新しい基盤を構築していく技術的な探求心と創造性を存分に発揮できる環境です。
SREとDeveloper Experience (DX) 向上の両輪を回す面白さ
AIコーディング支援やインフラ構築へのAI活用といった先進的な取り組みを通じて、開発者体験 (DX) を抜本的に向上させるための企画・実行に関わる機会があります。エンジニアがより創造的な仕事に集中できる環境を、あなたの手で創り上げていく面白さと影響力の大きさを実感できます。
電話インフラ x AI、未開拓領域でフロンティアを切り拓く経験
電話とAIが高度に連携したサービスにおけるSREのプラクティスは、世の中にまだ確立されたものが少ない領域です。電話システムの自前化(セルフホスト化)なども含めたアーキテクチャの検討や、AIを活用した新しい運用・システム設計に挑戦できる、まさに技術的なフロンティアが広がっています。
キャリアパス
SREとして培った経験を活かし、様々な方向へキャリアパスを描くことが可能です。
SREスペシャリストとして専門性を極める
サービスの信頼性、スケーラビリティ、パフォーマンス最適化、高度な自動化、複雑な障害対応など、SRE領域の特定の技術テーマを深く掘り下げ、その道のプロフェッショナルを目指すキャリア。
マネジメントとして組織を牽引する
SREチームやより広範なエンジニアリング組織のチームリードやエンジニアリングマネージャーとして、組織体制の構築、メンバー育成、採用、チーム戦略の策定と実行に関わるキャリア。
周辺領域へキャリアを広げることも可能
- サーバーサイドエンジニア:サービスの信頼性向上に、コードを書く側から貢献するフルサイクルエンジニア的な役割へ。
- セキュリティエンジニア:サービスのセキュリティリスク低減や、セキュリティ体制の構築に特化するキャリア。
- データエンジニア:サービスの成長に伴うデータ基盤の構築・運用や、データ活用のための仕組みづくりに関わるキャリア。
- 情報システム:社内ITインフラやツール、セキュリティなど、情報システム領域の課題解決に関わるキャリア。
一緒に働くメンバー、チームの特徴
多様な技術的バックグラウンドと豊富な経験
インフラ・SRE、アプリ開発など、各領域のスペシャリストや多彩な業界経験者が集結しています。この多様な視点を活かし、複雑な課題に対しても最適な解決策をチームで導き出します。また、新技術の探求やシステム改善に意欲的なメンバーが多く、個人の研鑽と組織の成長を両立させるエネルギッシュな環境が私たちの強みです。
SREとPlatform Engineeringへの深い関心と実践
Googleが提唱するSREの思想や、Platform Engineeringの考え方に基づき、サービスの信頼性向上や開発効率化に取り組むことに強い情熱を持っています。外部イベント運営に積極的に関わるメンバーも在籍しており、組織的にSREの文化を根付かせ、洗練させていこうという熱意があります。
「Beyond the Wall」の文化と、サービス・顧客への貢献
「Beyond the Wall」というValueのもと、職種や役職の壁を越えて誰もが課題解決に貢献することを実践しています。SREチームも全部門と密接に連携し、全員でプロダクトを創り上げる文化があります。単に技術課題に向き合うだけでなく、技術で「お客様のペインを解決し、事業成長に貢献すること」を強く意識しています。ビジョンへの共感をモチベーションに、全員がサービスと顧客のために行動しています。
チームの構成と働き方の柔軟性
IVRyのSREチームは、プロダクト全体の信頼性向上に貢献すると同時に、開発組織全体の生産性向上にも深く関わります。プロダクトごとに専任のSREとして関わる機会や、テクノロジー組織全体を横断的に支える役割などがあります。チーム内での担当プロジェクトは、その時の組織課題や個人の志向性に合わせて柔軟に調整が可能です。プロダクト担当と開発者向けインフラ担当の間を行き来したり、特定の課題に集中して深く取り組んだりすることができます。
関連する発信
- 技術の力で事業を動かす。成田が見据えるIVRyの未来 ── Tech and Me #3
- 【ウェビナーレポート】対話型音声AIサービスの裏側 ── IVRy SREチームが語る技術と組織
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- 累計2500万着電を支える大規模 電話自動応答サービスのアーキテクチャ
- 対話型音声AIアプリケーションの信頼性向上の取り組み
- エンジニアブログ
- テックブログ(Zenn)
参考情報
選考プロセス
- エントリー
- カジュアル面談
- 書類選考
- 面接(2〜3回)
- 内定
- 条件面談
※面接から内定まで、オンラインにて対応可能です。
※エントリー時に回答いただくアンケートの内容をもとに、カジュアル面談を実施いたします。カジュアル面談を経て正式なご応募に進んでいただいた方には、書類選考をご案内します。ご希望やご経験に合うポジションの提案が難しい場合は、面談の実施を見送らせていただくこともございます。
開発実績
キャリア登録
ご応募を検討中の方だけでなく、「まずは話を聞いてみたい」「今後のために情報を受け取りたい」という方も歓迎です。
ご関心があれば、キャリア登録 からぜひご登録ください。
採用方針
IVRyは、年齢・性別・国籍・人種・障がいの有無・LGBTQ+・婚姻状況・雇用形態といった属性によって採用や選考の判断を行うことは一切ありません。
IVRyのミッションと「Work is Fun」という価値観に共感し、AIによって仕事と顧客体験を再定義する挑戦にワクワクできる方と、一緒に未来をつくっていきたいと考えています。
必須スキル
- AWS, Google Cloud, Azure といったパブリッククラウドでのWebサービス開発・運用の実務経験
- Terraform 等のInfrastructure as Codeの経験
- モニタリング・ログ・メトリクスを用いた障害検知・キャパシティプランニング・状況判断の経験
- バックエンド(Ruby / Python / Go 等)における実装経験
- アプリケーションまたはインフラにおいて、障害検知・原因調査・復旧対応を主体的に行った経験
- アプリケーション、ミドルウェア、OS、DB のいずれかにおけるパフォーマンス課題の調査・改善経験
歓迎スキル
- デプロイ改善、開発環境改善、CI改善などの開発業務効率化
- Datadog等のモニタリングツールをログ解析、モニタリング自動化経験
- ログ設計・トレース設計を通じた、判断しやすい可視化の経験
- 外部APIへの依存がある・非同期処理・リアルタイム処理を含むシステムの運用経験
- 音声を始めとした各種コミュニケーションチャネル・リアルタイムシステムの開発・運用経験
- AI / ML 系サービス(外部API含む)の運用経験
- 高い信頼性が求められるBtoB SaaSの運用経験
求める人物像
- 目標に向けて愚直に取り組める方
- チームワークを大切にする方
- 課題発見に優れている方
- 他者やシステムに対して主体的に関わる方
- 専門外のことにも積極的に挑戦する方
- 柔軟な姿勢・マインドをお持ちの方
- 自分自身のみならず、周囲に影響ある課題やタスクの把握と管理ができる方
応募概要
| 給与 | 年収:800万円~1,200万円 |
|---|---|
| 勤務地 | 本社オフィス 大阪オフィス |
| 雇用形態 | 正社員 |
| 勤務体系 | 勤務時間
休日休暇
|
| 試用期間 | 試用期間:3ヶ月(この間の給与・待遇などの条件に変わりはありません) |
| 福利厚生 | 保険
その他
|
企業情報
| 企業名 | 株式会社IVRy |
|---|---|
| 設立年月 | 2019年3月 |
| 本社所在地 | 〒108-0073 東京都港区三田三丁目5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー10F |
| 事業内容 | 対話型音声AI SaaS(アイブリー)の開発・運営 |
| 資本金 | 86.1億円(準備金含む) |
| 従業員数 | 210名 |
| 企業サイトURL | https://ivry.jp/company/ |