【マルチプロダクト/フレックス】データでサービス業をハックするプロダクトのエンジニアリングマネージャー
仕事概要
■概要
日本の高品質なサービスが、労働者の働きがいや低賃金の影響で機会損失、人手不足によるサービス低下が起きている状態で
サービス業で特に店舗においては、IT投資がされておらず、非効率で労働体験が低いことがしばしば発生している状態です。
サービス業に関わる方の幸福度を向上することで、長期的には経済発展への寄与などをビジョンとして掲げております。
そんな状況下で、「はたLuck」を導入いただくことで、誰も持っていなかったデータを所有し、サービス業を根本的にハックすることができると考えております。
10年後には、導入企業さんと一緒に社会課題でもある賃金格差やはたらきがいを改善し、日本の幸福度を底上げしていく。
というミッションを果たすため、店舗DXアプリケーション「はたLuck」の企画/開発を行っています。
◾️チームの状況
サービス業の経験を持つメンバーが多く、ミッション、ビジョンへの共感が強いこともあり、サービス、プロダクトに対しての熱量が高いメンバーが揃っている状況です。
ミッション、ビジョンドリブンでのチーム組成には成功したと言える状況ではあるが、その反面、技術的な網羅性の低いメンバー構成です。
多機能化(マルチプロダクト化)をスピードを重視した開発によって実現したことにより、負債が溜まって運用工数が上がってしまっている状況のため、こういった状況を技術的に打破できるテックリードを募集しております。
■業務詳細
エンジニアリングマネージャーとして、プロダクトにとって必要なものを開発していただき、チームをリードいただくのがミッションです。
現在、正社員・業務委託あわせて10名以下の小規模なプロダクト開発チームですが、まずは数年で30名規模を目指して、プロダクト開発チーム作りを担っていただきたいです。
1: マルチプロダクトを運営する開発チーム移行における開発チームの立ち上げ
- 短期的に2チームへの立ち上げのための採用を動かす
- 採用のための認知施策をCTOと一緒に施策を検討し、メンバーも積極的に巻き込み推進していく
2:複数開発チームを立ち上げていくための採用とメンバーのモチベーション管理
- 働くを科学を意識しながら、定量/定性でメンバーの生産性を最大化するためのプロセスを検討
- 組織がスケールしてもHATALUCKらしさを持った開発文化を複数チームへ浸透させる
3:マネジメント観点で実施している内容を記載いただく
エンジニアリング組織の定期1on1、評価エビデンスの取得、壁打ちや助言の実施
・OKRベースの目標管理を行っており、エンジニアリング人材の定期1on1を実施し目標に沿った行動・改善のフィードバックをして頂きます
・1on1や日々の振る舞い・成果指標から評価エビデンスを取得、保管いただきます
・必要に応じて壁打ちや助言を行う他、影響の大きい課題はCTO・CEOにエスカレーションしながら組織全体で解決を模索いただきます
※CTOと協業して実装いただくイメージです。
■実務環境■
1:webプロダクトチーム(合計17名、業務委託含)
・CTO:1名
・スクラムマスター:1名(エンジニアリングマネージャー)
・フルスタックエンジニア:5名
・モバイルエンジニア:3名
・フロントエンドエンジニア:3名
・インフラエンジニア:1名
2:技術スタック
・バックエンド:PHP (Laravel) , GO
・フロントエンド:React, Typescript (一部旧システムでVue.js)
・インフラ:Google Cloud, AWS, Terraform, Docker
・その他:GitHub, Slack, Linear, Notion, Figma
※ 新規プロダクト開発も計画しており、そこではこれから技術選定します。
※ 上記の技術スタック全てに精通している必要はありません。
▼現状の課題
現在、大きく3つの課題があり、解決に向けて開発組織全体で取り組んでいます。
①開発生産性の向上と技術負債の解消
これまで、PMF(プロダクト・マーケット・フィット)を最優先し、機能追加を優先してきた結果、技術的負債が蓄積されている状態にあります。
このままでは開発のスピードや品質の維持が難しくなるため、外部品質・内部品質を高めながら高頻度でリリースできる開発体制を構築することが、会社全体の最優先課題となっています。
そのため、リソースを集中投資し、技術的負債の解消と開発プロセスの改善を進めています。
==具体的な取り組みとして、以下を実施・計画しています。==
- 業務ドメインの複雑性に対応するため、DDD(ドメイン駆動設計)のエッセンスを取り入れた再設計
- バックエンドの移行: PHP(Laravel)→ Go への段階的移行
- フロントエンドの移行: Vue.js → React への段階的移行
- ミドルウェアの最適化: Firestore から MySQL(Cloud SQL)への移行
- デプロイプロセスの改善: 2週間ごとのリリースサイクルから、オンデマンドデプロイ へ
- Feature flag の導入、ブランチ戦略の変更、自動テストの強化
- 開発パフォーマンスの可視化: Four Keys のモニタリング
- 開発者体験(DX)の向上: DXクライテリアの実施
②開発組織のスケール
当社のプロダクトは、サービス業における幅広い業態(数千人規模の企業、フランチャイズ店、商業施設など)で導入されており、多様なニーズに対応する必要があります。
そのため、機能リリース後には想定外の使い方や新たな要望が次々と生まれ、運用で補っている課題も多く存在します。
現在、既存機能の拡張や細かな改善による顧客価値の向上の余地はまだ大きい一方で、新機能の開発とのバランスを取ることが求められています。
これを実現するためには、プロダクトロードマップの推進と既存機能の拡張・改善を両立できる体制へと、開発組織をスケールさせることが重要な課題となっています。
==具体的には、以下のような課題に取り組んでいます。==
- 開発チームの組織設計:モノリスな開発体制から、よりスケーラブルなチーム構成へ
- 開発プロセスの標準化:チーム間のコラボレーションを強化し、開発の効率化を図る
- オンボーディングの仕組み強化:新メンバーが早期に戦力化できる環境整備
これにより、開発の生産性を高めつつ、顧客の多様なニーズに迅速に対応できる組織を構築することを目指しています。
③プロダクトのスケール
技術的な負債解消と並行して、高負荷時の耐障害性向上 など、プロダクトのスケーラビリティ強化も重要な課題です。
今後の事業構想を踏まえ、数年後には ユーザー数100万人以上、現在の10倍以上の規模へと成長 することを想定しています。
この成長に耐えられるスケーラブルな基盤・アーキテクチャ設計の構築が求められています。
==具体的には、以下の取り組みを実施・計画しています。==
- インフラの耐障害性向上: オートスケーリングや分散システムの導入
- マイクロサービス化の検討: 境界づけられたコンテキスト(Bounded Context)を考慮した段階的移行
- Observabilityの強化: SLO/SLAの定義とモニタリングシステムの整備
このような取り組みにより、今後の急成長に対応しつつ、安定したサービス提供を可能にする技術基盤 を構築していきます。
必須スキル
◾️技術観点
・要件定義など上流工程やマネジメント経験(3年以上)
・設計、開発、運用といったソフトウェアライフサイクル全体への深い知見
・システムのセキュリティ、信頼性、可用性、スケーラビリティを考慮した中長期的な目線での技術選定
・Go 又は PHPを用いたWebシステム開発経験(3年以上)
・Git/GitHubを利用したチーム開発経験
◾️マネジメント観点
・チームメンバーの評価を行ったことがある方
・エンジニア採用経験、施策運用を行ったことがある方
歓迎スキル
・パブリッククラウド(GCPまたはAWS)を用いたWebサービスの開発・運用経験
・パブリッククラウド(GCPまたはAWS)を用いたシステムアーキテクチャの設計・構築
・幅広い技術スタックに触れて開発や設計、課題解決をされた経験
求める人物像
・変化の強いスケーラブルなシステムアプリケーションや組織を作っていきたいと思う人
・日本のサービス産業を変える仕組みを実装したい人
・顧客価値を追求したサービス開発を通じて、会社を成長させたい人
・LaravelからGoやTypescript等でシステムの刷新をしていきたい人
・無数にある課題を、チームを率いて計画的に解決していきたい人
応募概要
給与 | ・700万円〜1,500万円 ■給与 賃金形態:年俸制 賞与:有(年1回、12月)※業績による 通勤手当:有(実費:上限片道2,500円) |
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勤務地 | ■勤務地 東京都中央区日本橋富沢町9-4 THE E.A.S.T. 401 受動喫煙対策:有(敷地内禁煙) リモートワーク:一部リモートワークOK |
雇用形態 | 正社員 |
勤務体系 | ■勤務時間 フレックス制度(入社1ヶ月後から適用) コアタイム:有(出社時11:00〜16:00、在宅勤務時10:00〜16:00) 休憩:60分 時間外労働:有(月平均18時間) ■休日・休暇 日曜、祝日、会社の指定する土曜日 年間休日数:128日(2023年) 夏季休暇 年末年始休暇 ウェルカム休暇 慶弔休暇 transit休暇(3ヶ月に1回、平日2日の休み) |
試用期間 | 試用期間:1ヶ月 |
福利厚生 | ■福利厚生 社会保険:有(健康保険、雇用保険、厚生年金保険、労災保険) 書籍購入費補助 セミナー参加費補助 健康診断(受診率100%・オプションの一部補助あり) 産休育休制度(取得・復帰実績あり) 〈教育・スキルアップ・キャリアアップ〉 マネージャー研修 メンバー研修 スタンス研修 |
企業情報
企業名 | 株式会社HataLuck and Person |
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設立年月 | 2017年1月 |
本社所在地 | 東京都中央区日本橋富沢町9−4 THE E.A.S.T. 日本橋富沢町4階 |