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D-01_金融新規事業における経理・財務リーダー
■企業概要
Datachainは、「世界を透過的にひとつのネットワークとして扱えるようにする」というパーパスを掲げるテックカンパニーです。
今後あらゆる資産や権利などの価値がデジタル化され複数のプラットフォーム(ブロックチェーン)上で扱われる未来を見据え、様々なデジタルアセットを安全かつ便利に取引できるようにすべく、東証スタンダード市場上場のIT系メガベンチャー企業の子会社として2018年3月に創業しました。
■当社の強み
創業初期からブロックチェーンのインフラ領域のR&Dに注力してきたことで、異なるブロックチェーン同士を安全性・コスト効率・拡張性を有した形でつなぐことができる技術開発に成功しました。グローバルでも新規性の高い技術となっており高く評価されております。
また、当社はこの技術を核としたブロックチェーンの専門性を活かし、メガバンクや国際的な金融機関をはじめ、国内外のさまざまな企業とパートナーシップを結び、共同で事業を推進しています。こうした技術力と、それを基盤とした最先端の事業共創の取り組みが、当社の強みです。
■具体的な取組み
国内では複数の大手企業と共同プロジェクトを進めております。これらの共同プロジェクトや、ブロックチェーン技術に関する研究開発の成果を元に、現在は「クロスチェーンブリッジ」と呼ばれる異なるブロックチェーン間での取引を可能にするサービスの開発や、メガバンクら8社で共同設立した新会社「Progmat」におけるステーブルコイン事業の推進を行っています。
最新の革新的な取り組みのひとつが、2024年9月に発表した「Project Pax」です。世界200以上の国および地域 、11,000以上の金融機関や企業を結ぶ金融取引のメッセージ通信網であるSwiftのプラットフォームと連携した、ステーブルコインのクロスボーダー送金基盤構築に向けた共同プロジェクトです。Swiftや銀行等の既存の国際送金の仕組みをステーブルコイン送金においても活用することで、高速かつ安価で24時間365日稼働可能な送金を実現に向けて取り組んでいます。
すでに国内メガバンク3行の関与が既に決定しており、今後より多くの国・金融機関へと連携を拡大し、2025年の商用化を目指しています。
※「Progmat」は、今後急成長するデジタル資産市場のインフラの構築に挑戦しています。具体的には、証券トークンやステーブルコインを発行管理するためのプラットフォームを提供することで、あらゆる価値のデジタル化を目指しています。
※ ステーブルコインとは、法定通貨と1:1の割合で紐づいており価格の安定性を実現する暗号資産を指します。
■ブロックチェーン市場と、当社の挑戦について
今後、RWAと呼ばれる株式・債券・デリバティブ・不動産などの価値の裏付けのある資産を中心に、あらゆる資産がデジタルアセット化されていくと予想されています。
また、今後デジタル取引の主流となるであろうステーブルコインの時価総額は2024年6月時点で約25兆円以上で、法定通貨全体に対して0.5%に留まっています。これまでの主要ユースケースは暗号資産取引が中心で、今後実体経済における活用により、2028年には400兆円以上の市場になると予想されています。
日本でも、2023年6月にステーブルコインを定義する法案が先進国で初めて施行され、大手企業、国も積極的な姿勢を見せていることから、今後より大きな盛り上がりが予想されます。
これだけ大きな市場の中で、デジタル取引を行う際に必要となる、ブロックチェーン同士を安全かつ低コストにつなぐインフラの構築に、私たちは世界屈指の技術力を軸に挑戦しています。
技術的成功は徐々にではありますが見えてきています。一方で、プロダクトとして、事業として成功させるにはまだまだ乗り越えなければならない壁は多くあります。不確実性もある事業フェーズではありますが、大きなチャレンジをする素地は整っています。グローバルのとてつもなく大きい市場に対して、日本から挑戦していくことを面白いと感じる方に、ぜひ参画いただきたいです。
■ 本ポジションの募集背景
ブロックチェーンを用いた金融の新規事業の展開に向けて、経理・財務体制の構築を進めています。会計システムの選定から決算対応まで、ゼロから構築し運用ていくため、この領域における専門知識を持つ方を求めています。
■ ミッション
既存の規定や手順の改訂ではなく、自社に必要な仕組みをゼロから考え、構築し、実行するというこの分野では珍しいポジションです。以下の業務に取り組んでいただくことを想定しております。
具体的な業務内容
- 会計システムの外注・内製の判断
- 会計システムの要件定義および導入支援
- 新規事業開始時以降は財務諸表や計算書類の作成を含む決算業務
- 金融庁や関連当局への報告業務(開示業務含む)
など
■ 一緒に働くメンバー
金融事業の責任者と主に連携を取っていただきます。
<金融事業責任者プロフィール>
前職の米系銀行では決済サービスの営業担当者として国内の金融機関を担当。また、同行投資銀行部門において資本市場業務に携わっていた経験も有する。
CAMS(Certified Anti-Money Laundering Specialist)保持者。
■ ポジションの魅力
- 会計システムの構築から携わることができるポジションで、裁量を持って挑戦ができる
- 自身で構築した仕組みをベースに実務を行うことができ、戦略から実行の課程に携わることができる
- 外資金融機関出身者を中心としたビジネスチームと、大手IT出身者を中心とした開発チームで構成される経験豊富なメンバーと共に、世界的にも新規性の高い金融サービスの立ち上げを経験できる
- 東証スタンダード市場上場のIT系メガベンチャー企業を親会社に持っており、スタートアップという挑戦的な環境がありながら、財務基盤としても安定。また、充実したオリジナルな福利厚生も整っている
- 単体での上場を目指す中で、中枢メンバーにはストックオプションによるインセンティブもある
D-02_情報セキュリティマネジメント - 金融事業立ち上げ
◆ ミッション
社内の情報セキュリティが担保された組織環境を作り出すこと
新しい金融事業を推進するために、社内のセキュリティ環境を構築します。まだないプロダクトや環境を想定しながら、ブロックチェーンを使った新しい発想での正しい環境を自ら定義し、組織に浸透させることを推進します。
◆ 具体的な業務内容
・情報セキュリティマネジメントを中心に、幅広くセキュリティ施策に携わっていただきます。
・情報セキュリティリスクに関する評価、戦略の策定、施策の検討、構築、展開、管理、 監査
・セキュリティ対応状況の調査、分析、課題改善
・セキュリティ組織の運営
・従業員に対するセキュリティ教育、経営陣に対する状況報告・提案等
◆ 入社時のブロックチェーンに対する理解
ブロックチェーン技術への理解は歓迎しますが、応募時は必須ではありません。
もちろん入社後は専門家としてブロックチェーンのセキュリティの早期理解は必須になります。私達の事業はスタートアップであるスピードが必要になっています。ドメイン知識のキャッチアップは入社時から必須であるため、自身の専門領域への自負と高いキャッチアップ力を求めます。
◆ 募集背景
Datachainはこれまで数年R&Dを重ねブロックチェーン技術を研究開発してきました。その成果が実を結び2つの事業を推進するフェーズになっています。両事業はグローバルなプロダクトであり、世界中の企業と競争環境にあるため、開発組織を迅速に拡大をしながら事業を最速で実現することを目指しています。
具体的には、以下の2つの事業の立ち上げを行っており、新しい金融事業のためのセキュリティ体制を社内で構築することを必要としています。
1.クロスチェーンブリッジ: 世界で既に複数のユニコーン企業があるクロスチェーンブリッジの事業にR&Dの積み重ねによる世界でも最先端の技術を適応し、安全で低コストにブロックチェーン間のトークン移転を実現するプロダクトを作り上げます。
2.クロスボーダー送金基盤: 世界に先駆けて日本で法律が施行されたステーブルコインと呼ばれるブロックチェーン上で扱われる法定通貨と等価のトークンを活用し、世界で初となる国際機関と共にクロスボーダー送金基盤を構築します
Datachainのセキュリティ専門家の1人目になる重要なポジションの人を探しています。
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