3000_Webアプリケーションエンジニア（地上システム）

本ポジションでは、衛星の試験や運用で使用する地上システムの Web アプリケーション開発を担当いただきます。 衛星運用に用いる地上システムの1つに、軌道上の衛星と通信するための管制システムがあります。 衛星管制システムの詳細については、当社テックブログの以下の記事をご覧ください。 ・衛星管制システムとは何か: https://blog.arkedge.space/entry/2025/01/17/080000 ・衛星運用の実際と、効率化のために型システムを実装した話: https://blog.arkedge.space/entry/2025/04/24/080000 また、2025年12月現在、新しい試験システムの開発を進めています。 これは、打上げ前に実施する衛星の試験を効率化するとともに、試験時に取得した入出力やコンフィギュレーションを記録し、トレーサビリティを向上するためのものです。 これらの地上システム群の開発を通して、衛星の製造・試験から運用までのエコシステムをソフトウェアの力で高度化・効率化していきます。 【具体的な仕事内容】 ・地上システムにおける Web アプリケーションやクラウドインフラの設計・開発 ・衛星運用の自動化や衛星試験の効率化に向けた施策立案 ・CI/CD の整備など DevOps の取り組み ・地上システムで発生した問題の調査・対応 ・開発する地上システムのドッグフーディングを兼ねた衛星運用 【ポジションの魅力】 ・宇宙と地上、ハードウェアとソフトウェアを跨いだ複雑なシステムを開発できる ・Web 技術を衛星の開発や運用というチャレンジングな領域に活かすことができる ・衛星へのコマンド送信など、実際に衛星運用に携わることができる 【配属・カルチャー】 ソフトウェア基盤部。地上システムの開発チームは、2025年12月現在5人からなるスクラムチームです。 当社のエンジニアリングの取り組みについては、テックブログ https://blog.arkedge.space/ をご覧ください。 【使用ツール】 ・開発環境: macOS or Linux (WSL 含む) ・プログラミング言語: Rust, TypeScript ・フレームワーク: tonic, React Router (Remix) ・サービス間通信: gRPC, WebSocket ・Infrastructure as Code: Terraform, ecspresso ・CI/CD: GitHub Actions ・コンテナ実行基盤: Amazon ECS, AWS Fargate, Amazon ECS Anywhere ・データベース: Amazon Aurora Serverless v2 (PostgreSQL), InfluxDB, Amazon DynamoDB ・モニタリング: Amazon CloudWatch, Sentry, Grafana ・コミュニケーション: GitHub, Slack, Zoom ・バックログ・タスク管理: GitHub Projects 【選考フロー】 コーディングテスト＞書類選考＞1次面接＞2次面接(+適性検査)＞最終面接

・Web アプリケーションの開発経験 ・ソフトウェア開発によりなんらかの課題を解決した経験 ・衛星の試験や運用のための地上システム開発に対するモチベーション ・Linux もしくは macOS でのソフトウェア開発ができること 宇宙工学や人工衛星についての知識・経験は問いません。

・英語の技術文書を理解し、設計等に反映できること ・AWS を用いたサービスの設計・開発経験 ・マイクロサービスアーキテクチャの設計・開発経験 ・「使用ツール」に挙げた技術の利用経験 ・OSS への貢献やコミュニティでの活動経験 ・第二級陸上特殊無線技士などの無線従事者資格 私たちはソフトウェアエンジニアとしての視点や新しい領域に飛び込む好奇心を重視しています。 上記の項目はあくまでも一部の例であり、該当するかどうかに関わらず興味を刺激された方の応募を歓迎します。

・職種の異なるメンバーも巻き込んで協調して業務の改善に取り組める方 ・情報を整理し、複雑なドメインを理解することにワクワクできる方 ・ソフトウェアに限らず、新しい技術を学ぶことが好きな方