【事業開発】カーボンクレジットで日本企業のGXをけん引する。TOWINGのカーボンクレジット販売事業立ち上げポジション
仕事概要
◉会社概要
私たちは「サステナブルな次世代農業を起点とする超循環社会を実現する」をミッションに掲げ、2020年2月に設立した、名古屋大学発のグリーン&アグリテックベンチャー企業です。
当社は地域の未利用バイオマス(もみ殻や樹皮など)を炭化したバイオ炭に、独自にスクリーニングした土壌微生物叢を添加し、有機肥料で微生物を培養した「高機能バイオ炭 ”宙炭(そらたん)”」を開発研究、販売しております。
この技術は日本酒の発酵技法を応用し、“土壌微生物菌群”を意図的に再現できる技術を応用しました。「宙炭」を導入することで、畑10aあたり、CO₂換算で1〜4tの炭素固定をすることができ、その他にも、有機肥料に適した土づくりの期間短縮、収量の向上などの効果があり、温室効果ガス排出削減以外にも、減化学肥料・有機転換を実現することができます。
今後はアグリに続き、GHG削減やカーボンクレジットの活用、脱炭素型サプライチェーン構築などをテーマに、新たな“グリーン事業”の社会実装を本格拡大。農業起点の技術を活かしつつ、脱炭素の領域での事業展開を加速していきます。
◉ 募集背景
現在は累計約29.5億円の資金調達を完了し、「宙炭(そらたん)」を軸にアグリ領域を深掘りしています。
同時にGHG削減・カーボンクレジット等を通じて“グリーン”領域の事業拡張も加速中です。
GX推進法に基づき26年度から本格稼働する排出量取引制度等の影響を受け、今後ますます企業によるカーボンクレジットへの関心と需要が急速に高まることが予想されます。
TOWINGではこれまで、宙炭に含まれるバイオ炭由来のJクレジットを中心に創出生成・販売を進めてきました。
今後は自社クレジットに加え、他社から調達したバイオ炭以外のクレジットを組み合わせた販売モデルの構築や、より多様な販路の開拓を目指しています。
今後の拡大フェーズに向けて、単なる販売スキームづくりにとどまらず、「カーボンクレジット市場のニーズに対応したの新しい価値の届け方をデザインする」 ことに挑戦できる仲間を迎えたいと考えています。
◉ 職務内容
本ポジションでは、「宙炭」に続く第二の事業の柱として、脱炭素領域の新規事業開発を担っていただくことを想定しています。
カーボンクレジット販売事業の立ち上げメンバーとして、事業戦略・販売企画・プロモーション設計から実行までを担うポジションです。
主な業務内容
・カーボンクレジット販売の戦略設計(販路・販売モデル・商品開発・ターゲティング設計)
・検討した事業案の立ち上げ・実装(MVP設計・テストマーケティング・プロモーション実施)
・急拡大するカーボンクレジット市場のニーズに対応するブランド設計・コンセプトづくり
・自社創出クレジットおよび他社クレジットを活用した販売企画・提案
・顧客企業への提案活動、パートナー企業とのアライアンス構築
・将来的なカーボンクレジット予約販売モデルの事業化検討
(TOWINGは同分野で特許を保有。将来的には特許を活用した新しい仕組み開発も視野に)
・部門の事業拡大に伴う組織づくり(将来的には「環境」「クレジット」2領域への分化を想定)
※ご経験に応じて、メンバークラス〜マネージャークラスでの採用を検討します。
◉ ポジションの魅力
1.TOWINGの第二の柱を構築
アグリ領域(宙炭)に続く「グリーン事業」の起点を担い、社会にどう“伝わり、選ばれる”形にするかを構想するフェーズから関われます。
2.「社会的意義 × 事業性 × プロモーション」の三軸で挑戦できる。
カーボンクレジットという市場形成期の領域で、“販売”を超えて“社会に浸透する価値設計”を担うポジションです。
3.将来の事業拡大とキャリアの広がり
今後は「環境ビジネス」「カーボンクレジット」それぞれの事業部として独立する可能性もあります。
将来的に事業責任者・マネージャーなどへのキャリア形成も見据えられます。
4.唯一無二の技術と特許を活かした可能性:
TOWINGが保有する「カーボンクレジット予約販売特許」をもとに、先物取引のような新しい市場を創出するチャンスがあります。
5.経営と直結した自由度の高い事業創出環境
本ポジションの責任者である執行役員・山田と並走しながら、構想から実装まで一気通貫で動かせる環境。
「ルールが整ってから動く」のではなく「ルールごと創っていく」ダイナミズムを体感できます。
【受賞歴&ニュース】
・「Forbes JAPAN 30 UNDER 30」SCIENCE & TECHNOLOGY & LOCAL部門でTOWINGの西田兄弟(CEO&CTO)受賞
https://towing.co.jp/blogs/news/forbes-japan-30-under-30-%E8%A5%BF%E7%94%B0%E5%85%84%E5%BC%9F%E3%81%8C%E5%8F%97%E8%B3%9E
・サステナブルな次世代農業を起点とする超循環社会の実現を目指すTOWINGが、国内普及&世界展開に向けてシリーズBラウンドで19.4億の資金調達を実施ー 累計調達額29.5億円を達成 ー
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000081010.html
・シリーズAの資金調達を実施、累計調達額10億円を達成(累計25億円調達済)
https://towing.co.jp/blogs/news/series-a
・2022年度「STI for SDGs」アワード 文部科学大臣賞受賞
https://www.jst.go.jp/sis/co-creation/sdgs-award/2022/result_2022.html
・農林水産省中小企業イノベーション創出推進事業約12.5億円で採択
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000081010.html
【業務提携実績】
・東邦ガス株式会社の業務提携
・豊橋市による持続可能な地域農業の実現に向けた取組みに関する協定締結
必須スキル
・新規事業・事業開発の経験(業界不問)
・ゼロベースから事業構想を描き、関係者を巻き込み推進した経験
・ブランドや事業の“存在意義”を言語化し、プロジェクトとして推進した経験
歓迎スキル
・カーボンクレジット、環境価値取引、サステナビリティ領域への知見・関心
・商品企画、プロモーション、ビジネスモデル設計の経験
・新規販路開拓・営業企画など販売戦略立案の経験
・海外事業やクロスボーダー案件の推進経験
・地方創生・農業・環境・食・インフラなど社会課題領域での実務経験
求める人物像
・新規事業立ち上げや事業開発の経験を持ち、自ら企画・実行できる方
・構想力と推進力を兼ね備え、ゼロベースで事業を組み立てられる方
・カーボンクレジットや環境分野に関する基礎知識をお持ちの方
・プロモーションやブランド構築、コミュニケーション戦略にも関心がある方
・論理と情熱の両方をもって、社内外の関係者を巻き込める方
応募概要
| 給与 | ■想定年収 750万円〜1000万円(※月40時間分の固定残業代を含む) ■月給制 ・月給:625,000円 ~ 833,333円 ・基本給:476,100円 ~ 634,900円 ・固定残業代(40時間分):148,900円 ~ 198,433円 ※年収は、経歴とご本人との相談の上に最終決定いたします。 ※SO(ストックオプション)は、勤務期間や貢献度に応じて付与額が変動します。 ※給与のお支払いの方法は応相談 |
|---|---|
| 勤務地 | ・フルリモート可能 ※拠点の指定はございませんが、出張などをお願いすることがございます。 ・本社 愛知県名古屋市南区前浜通7-1-2 名古屋大学内 ・農園 愛知県刈谷市 |
| 雇用形態 | 正社員 |
| 勤務体系 | フレックスタイム制 1日の標準労働時間:8時間 ・フレキシブルタイム:5:00~22:00 ・コアタイム:10:00~15:00(休憩1時間含む) 【労働条件】 試⽤期間:あり(3カ⽉) 【休⽇】 ・⼟⽇、祝⽇ ・夏季休暇 ・年末年始休暇 ・年間休日125日以上 ※フレックスやコアタイムなど含め、体制を整えております。 子育てをしている役員や社員も多く、現在は臨機応変に対応しております。 |
| 試用期間 | あり(3ヶ月) |
| 福利厚生 | ・厚生年金 ・雇用保険、労災保険、健康保険 ・交通費支給あり(月額上限5万円まで) ・服装自由 ※感染症対策として以下の取り組みを行っています ・定期的な換気 |
企業情報
| 企業名 | 株式会社TOWING |
|---|---|
| 設立年月 | 2020年2月27日 |
| 本社所在地 | 愛知県名古屋市千種区不老町1番 国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学インキュベーション施設 |
| 資本金 | 100,000,000円 |
| 従業員数 | 84名(パートアルバイト含む) |