累計25億円調達済!農林水産省の支援を受ける【海外新規事業の研究員(マネージャー候補)】ポジションを募集しています。
仕事概要
◆TOWINGについて◆
私たちは「サステナブルな次世代農業を起点とする超循環社会を実現する」をミッションに掲げ、2020年2月に設立した、名古屋大学発のグリーン&アグリテックベンチャー企業です。当社は地域の未利用バイオマス(もみ殻や樹皮など)を炭化したバイオ炭に、独自にスクリーニングした土壌微生物叢を添加し、有機肥料で微生物を培養した「高機能バイオ炭」を開発研究、販売しております。この技術は日本酒の発酵技法を応用し、“土壌微生物菌群”を意図的に再現できる技術を応用しました。
この「高機能バイオ炭」を導入することで、畑10aあたり、CO₂換算で1〜4tの炭素固定をすることができ、その他にも、有機肥料に適した土づくりの期間短縮、収量の向上などの効果があり、温室効果ガス排出削減以外にも、減化学肥料・有機転換を実現することができます。すでに日本国内では30都道府県で試験導入を開始しており、24年度中には47都道府県全てと、海外展開に向けて活動を拡大しています。
◆宙炭(そらたん)とは◆
本来であれば廃棄・焼却される地域の未利用バイオマス(植物残渣、農業残渣、食品・飲料加工残渣等)を炭化したバイオ炭に、独自スクリーニングした土壌微生物を付加し、地域で利用される有機肥料で培養した高機能バイオ炭のことです。
宙炭を導入することで、畑10aあたり、CO₂換算で1〜4tの炭素固定をすることができ、その他にも、有機肥料に適した土づくりの期間短縮、収量の向上などの効果が報告されています。温室効果ガス排出削減以外にも、減化学肥料・有機転換を短期間で実現する土壌改良剤です。
すでに日本国内では30都道府県で試験導入を開始しており、24年度中には47都道府県全てと、海外展開に向けて活動を拡大しています。
▼日本初、みどりの食料システム法に基づき認定された、基盤確立事業者として、バイオ炭の農地施用のJ-クレジットに承認
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000081010.html
◆募集背景◆
私たちのメインプロダクトは、現在30都道府県での試験導入されており、アメリカ、ブラジルを中心とし、アジア圏にも広く事業拡大しております。私たちのコアである、バイオ炭に添加した土壌微生物の培養技術を海外でも再現するためには、多くの課題があります。海外事業開発を推進していくために、海外事業開発部とCTOと連携しながら、マネージャー候補として、海外事業部門の研究開発を牽引してくださるメンバーを募集しております。
【職務内容】
国内外の土壌や資材に対する試験設計と進行、栽培実証プロジェクトのマネジメントをお任せします。
現場の方とのコミュニケーションでは英語を使用していただくことになります。
【具体的には】
・”宙炭(そらたん)”(高機能バイオ炭)の研究開発
・海外土壌や資材を対象とした国内での試験設計と推進
・海外への事業拡大のための調査や研究
・海外研究機関との連携や海外での研究・栽培実証プロジェクトのマネジメント
【やりがい】
23年5月には資金調達を実施し、24年4月には試作プラントが完成します。
また来年度には日本国内にて3機の建設を予定しており、宙炭の生産体制を整えており、会社としてもこの1年で大きくフェーズか変わりました。
海外事業開発に関しても順調に進捗しており、今後の課題は研究開発です。日本はCTOが管理していますが、海外に関しては、当ポジションを担っていただく方に裁量を持って取り組んでいただきたいと考えております。
ベンチャーだからこその裁量権はもちろん、スピード感や、事業の成長を一番身近で感じることができ、多くの経験を得ることのできる非常に重要なポジションをお任せいたします。グリーン&アグリ領域のプロフェッショナルカンパニーを目指し、共に事業を推進していきましょう。
▼MITテクノロジーレビュー主催『Innovators Under 35 Japan 2022』に西田亮也が選出:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000081010.html
必須スキル
- 土壌や農学に関する研究のご経験(3年以上)
- 英語使用経験(ビジネスレベル)
- 研究発表や論文の執筆経験
- 研究プロジェクトのディレクション
歓迎スキル
- 研究発表や論文の執筆経験
- 研究プロジェクトのディレクション
- メンバーのマネジメント
求める人物像
◆求める人物像◆
- 海外への長期出張が可能な方
- 英語でのコミュニケーションやビジネスが実施できる方
- プロジェクト推進に必要なコミュニケーションを行える方
- 粘り強く研究と向き合える方
- 自己管理できる方
私たちはまだ大きな会社ではないので、華やかな雰囲気の研究所などを含み、研究体制も整えきっておりません。ハングリー精神で、一緒にこれから成長していこう!と粘り強く、前向きに取り組むことが必要不可欠となります。
◆TOWINGが目指す未来◆
あまり日本では知られていませんが、現在、農林業部門は世界の温室効果ガス排出量の4分の1に寄与しており、食料生産は気候変動の主要因の1つとされます。
『農業のサステナビリティを向上することで、人が宇宙で暮らし始めると言われる20年後、30年後、さらには1000年後の未来においても、おいしい野菜をどこでも食べられるような世界を作りたい。』
この想いを実現するために、
・TOWING独自のスマート人工土壌開発技術
・CO2削減と収益向上が同時に叶う農業
などの開発を行なっています。
これまでの成果として、”高機能ソイル技術”という、TOWING独自のバイオ炭の前処理技術、微生物培養等に係る技術を、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構が開発した技術と融合し、実用化しました。
農業で非常に重要なのは「土壌」です。
畑で良い土壌を作るために3~5 年ほどかかっていた期間を、高機能ソイル技術を使用するとことで、わずか約 1 カ月に短縮することが可能になりました。
また地域で大量に廃棄されている有機物を、良質な肥料や高機能バイオ炭として活用することで、化石燃料への依存度低下、農地への炭素固定等が可能になるだけでなく、農地のポテンシャルを引き上げておいしい作物をたくさん収穫することもできます。
またこれらの活動を評価いただき、農林水産省が推進する、みどりの食料システム法に 定める「環境負荷の低減に取り組む農林業漁業者に役立つ技術の提供を行う」事業者として認定されています。
▼TOWING(トーイング)、みどりの食料システム法に基づく基盤確立事業実施計画の認定を受ける
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000081010.html
応募概要
給与 | 500万円〜(残業代込み) ※給料は相談の上決めさせていただきます。 |
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勤務地 | <名古屋大学研究ラボ> 名古屋市千種区不老町名古屋大学 ※長期の海外出張をお願いすることがございます。 <本社> 愛知県名古屋市千種区不老町1番 国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学インキュベーション施設 |
雇用形態 | 正社員 |
勤務体系 | ・フレックスタイム制 5:00~22:00 ・コアタイム 10:00~15:00(休憩1時間) ・1日の勤務時間 8時間 ・月の勤務時間 160時間程度 ◇ 夏季休暇 ◇ 年末年始休暇 ◇ 年間休日126日以上 ※フレックスやコアタイムなど含め、体制を整えております。 子育てをしている役員や社員も多く、臨機応変に対応しております。 |
試用期間 | あり(6ヶ月) |
福利厚生 | ◇ 厚生年金 ◇ 雇用保険、労災保険、健康保険 ◇ 交通費支給あり(月額上限3万円まで) ◇ 出張日当の支給あり ◇ 服装自由 ※感染症対策として以下の取り組みを行っています ◇ 定期的な換気 |
企業情報
企業名 | 株式会社TOWING |
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設立年月 | 2020年2月27日 |
本社所在地 | 愛知県名古屋市千種区不老町1番 国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学インキュベーション施設 |
資本金 | 100,000,000円 |
従業員数 | 50名(パートアルバイト含む) |