【PO】SREエンジニア

SRE（Site Reliability Engineering）エンジニアとして、弊社中核製品「チームスピリット」の信頼性・可用性を支えるインフラ構築と、開発プロセスの品質向上を担うプロダクトコードレビュー・環境整備を担当していただきます。 SREとは、Googleが提唱した概念であり、ソフトウェアエンジニアリングのアプローチを用いて、サービスの信頼性・可用性・運用効率を高める専門の職種です。求められる役割は「サービスの安定提供と改善を、開発と運用の両面から支えること」です。 弊社プロダクトは Salesforce Platform を基盤としていますが、信頼性向上のための技術的手段はそれに限りません。AWS 等のクラウドサービスや新しいツールの導入など、ミッション実現のための手段は自由です。 SRE エンジニア職では、自らアプリケーション機能を大きく開発することよりも、 ・インフラ基盤の設計・構築・運用 ・各種ツールによる自動化 ・各種プロダクトコードのソースコードレビュー を通じて、サービス全体の信頼性・運用性・セキュリティを高めることが主なミッションとなります。 【具体的な業務内容】 ・ソースコードレビュー（プロダクト）：開発チームが作成したコードに対し、パフォーマンス・セキュリティ・保守性・運用性の観点からレビューを実施 ・インフラ設計・構築・運用：AWS などのクラウド基盤上での環境構築、監視設計、IaC 化の推進など ・自動化の推進：トイル（手作業の運用業務）削減のためのツール開発、CI/CD パイプラインの整備など ・障害対応・プロセス整備：アラートやインシデントに基づく問題分析、再発防止策の立案・実装、SLA/SLO/SLI の設計など ・可観測性（Observability）の向上：監視ツールの検証・選定、ログ収集基盤、メトリクス監視、ダッシュボードの整備など ◾️具体的な取り組み例 ・AWS 上でのネットワーク／コンピュート／ストレージなどのインフラ設計・構築 ・監視・アラート基盤の構築（例：メトリクス収集、ログ分析、ダッシュボード整備、アラートチューニング） ・Terraform などを用いた IaC（Infrastructure as Code）による環境構築の自動化 ・CI/CD パイプラインの整備（テスト自動化、デプロイ自動化、ロールバック手順整備など） ・アプリケーションコードのソースコードレビュー（リソース効率、タイムアウト設定、リトライ戦略、ログ設計などの観点） - セキュリティ強化のための設定改善（ネットワーク制御、認証・認可、秘密情報管理など） ◾️チームの雰囲気 ・「運用でカバーする」のではなく「エンジニアリングで解決する」という意識を持ち、根本的な課題解決を好むチームです。 ・新しいツール・技術の導入に積極的で、チャレンジを後押しする文化があります。 ・開発チームやカスタマーサクセスチームとの連携も多く、プロダクト全体の品質向上を一緒に目指しています。 ◾️この仕事で得られるもの ・自社プロダクトを支えるインフラ基盤の設計・構築を通じて、サービスの信頼性を自らの手で高める経験 ・他者のコードをレビューし品質を引き上げるプロセスを通じた、深いアーキテクチャ理解と技術的洞察力 ・開発組織全体の生産性向上に直結する DevOps 文化の醸成経験 ・IaC、コンテナ、Observability など、新しい技術へのチャレンジ機会

・クラウド環境（AWS、GCP、Azure 等）でのインフラ設計・構築・運用のいずれかの実務経験 ・Linux サーバーの基本的な運用経験（ログ調査、リソース監視、セキュリティの基本知識など） ・Web アプリケーションの動作原理に関する基礎的な理解（HTTP、DNS、ロードバランシングなど） ・プログラミング言語（Python、Go、Java、TypeScript 等）での開発経験があり、他者のコードを読んでロジックや問題点を理解できる能力 ・チームでの開発・運用におけるコミュニケーション能力

・Infrastructure as Code（Terraform、CloudFormation 等）を用いたインフラ構築経験 ・CI/CD ツール（GitHub Actions、Bitbucket Pipelines、Jenkins 等）の構築・運用経験 ・監視・ログ収集基盤の構築・運用経験（New Relic、Dynatrace、CloudWatch、Prometheus 等） ・監視ツールや SaaS の比較検証・選定経験 ・SRE の観点からのソースコードレビュー経験 ・Salesforce Platform（Apex）に関する知識、またはキャッチアップへの意欲