当社は、不動産業界における業務効率化を実現するSaaSプラットフォームを提供しています。データ連携エンジニアとして、イタンジの全サービスの根幹をなす「物件情報基盤」の再構築に対してチームで取り組みます。 イタンジが提供する多数のSaaSにおいて、物件情報はすべてのサービスの根幹をなす最も重要なデータです。現在、この物件情報を外部サービスとイタンジのリアルタイムデータベース間で連動させるシステムが存在しますが、事業の急拡大に伴い、従来の設計では拡張性や保守性に限界が見え始めています。 データ量や連携先の爆発的な増加、複雑化する連携要件に対応し、将来的なサービス拡大を支える強固な「不動産業界のインフラ」を確立するため、この物件連動基盤の全面的な再設計・再構築プロジェクトを推進しています。本ポジションは、このイタンジの心臓部とも言えるシステムの刷新を担っていただく、非常に重要な役割です。 ▍担当いただく業務 既存システムの課題を分析し、将来の拡張性・保守性・信頼性を見据えた新しい物件情報連動基盤の開発・運用をお任せします。 ■スケーラブルなデータパイプラインの構築: AWSの各種サービス（S3, ECS Fargate, Aurora等）を活用し、大量のデータ連携（差分・全件）を高速かつ安定的に処理するパイプラインを構築。 ■データ連携・処理ロジックの開発: 年間数千万件規模の物件データの効率的な同期、クレンジング、名寄せ処理ロジックの設計・実装。 ■社内向け物件データ管理画面の開発: 社内ユーザ（カスタマーサポート）向けの物件データ管理画面のWeb開発 ▍開発環境 ・サーバーサイド: Ruby on Rails ・データベース: MySQL (Amazon Aurora) ・インフラ: AWS ・IaC: Terraform ・CI/CD: GitHub Actions, CircleCI ・監視:CloudWatch ・その他ツール: GitHub, Slack ・プロジェクト管理: Github Project ・コミュニケーション: Slack, Google Meet ▍チーム体制 基盤開発を担当するエンジニアリングチームへの所属を想定 ■開発手法: プロダクト・機能ごとに3〜6名程度のチームを編成。1〜2週間のスプリントを基本としたスクラムベースのアジャイル開発を推進しています。 ■開発フロー: Github Projectによるタスク管理、GitHub Flowベースの開発、CI/CDによるテスト・デプロイの自動化を徹底しています。 ■サポート体制: プロダクトチームが設計から運用まで一貫して担当します。

・Ruby on RailsなどMVCフレームワークを用いたWebアプリケーションの設計・開発経験（目安：3年以上） ・MySQL（Aurora含む）等のRDBMSにおけるテーブル設計・運用経験、SQLチューニングの経験

・AWSを活用したインフラ設計・構築・運用経験 ・TerraformなどIaC（Infrastructure as Code）ツールの利用経験 ・CI/CDパイプラインの構築・運用経験 ・Docker/Kubernetesなどのコンテナ技術に関する知識・利用経験 ・大規模データ（数千万～数億レコード）の処理・パフォーマンスチューニング経験 ・マイクロサービスアーキテクチャの設計・開発経験 ・不動産業界の業務知識、または関連システムの開発経験

・サービスの機能開発だけでなく、システムのパフォーマンス、信頼性、保守性といった非機能要件の改善に強い興味がある方 ・複雑な仕様やレガシーなシステムを紐解き、技術的負債を解消しながら「あるべき姿」を設計・実装していくプロセスにやりがいを感じる方 ・チームメンバーと積極的に議論を交わし、より良い設計や技術選定を追求できる方 ・ユーザー志向で、自らの技術が事業や業界にどう貢献するかを考えられる方 ・チームワークを重視し、関係者と円滑なコミュニケーションが取れる方