価値提供のラストワンマイル「カスタマーサクセス」を牽引する、GCP・TypeScript・ReactによるSaaSソフトウェアエンジニア
仕事概要
▍Arch(アーチ)について
Arch(アーチ)は2022年6月に正式リリースした、IT事業者に向けたコラボレーションツールです。IT事業者が持つプロダクトの営業活動、または契約後に使うもので、FIT&GAPや導入支援を「売り手・買い手が同じゴールを追いかけるプロジェクト」と見立て、組織をまたいだ情報共有をスムーズにするインスタントなページが作れるプロダクトです。
■プロダクトビジョン
売り手と買い手の成果をエフォートレスに
私たちはプロダクトの提案と検討、導入支援と活用促進を売り手と買い手が同じゴールを追いかけるひとつのプロジェクトであると考えます。Arch(アーチ)は組織の分断が引き起こすプロジェクトの摩擦をゼロにし、売り手と買い手双方が求める成果をエフェートレスに現実化します。
■解決したい課題
人口が減り始めている日本において、企業が成長を続け私達が生活の水準を維持していくには、今以上に生産性を高めていく必要があります。しかし、その手段のひとつであるIT活用は思ったように進んでいません。デジタル化の遅れによって2025年以降、毎年12兆円の経済損失が発生するとさえ言われています。
SaaSに代表されるIT製品が世に浸透すると、一人でこなせる仕事の量が増え、もっとクリエイティブなことに時間を使えるようになるはず。新プロダクトArch(アーチ)を通じて、IT製品の売り手 - 買い手双方の成果に貢献しつつ、少しでも社会の前進に貢献できればと考えています。
▍開発のこだわり
弊社は提供する価値毎にデザインドックを作成しています。デザインドックにはビジネス上の価値やユースケース、価値のKPIなどが記載されています。フロントエンド・バックエンド・インフラを問わず、このデザインドックを形にしてユーザに提供していただきたいです。技術領域を跨いで参画することは一般的に難しいと考えられていますが、弊社ではやらないことを明記し各スタックを徹底的に利用することで可能になると考えています。今後もこの体制を促進する前提で、設計や投資を行っていきます。
■全体
・すべてのコードはGithubの1つのレポジトリで管理する。monorepoにすることで、機能の結合、CI/CD、アップグレード・セキュリティ対応、ドキュメント管理のコストを減らす。
・開発で使用する言語をTypeScriptで統一する。プロジェクトやフロントエンド、バックエンド、インフラ問わず、TypeScriptを積極的に利用する。TSConfigやESLintは厳しくし、すべてのプロジェクトで同じ設定のもと運用する。
■バックエンド
・GCPを積極的に活用する。今後5年AWSは使わない。GCPにないものに限って特定のドメインに特化したサービスを利用する。コンピューティング基盤として、GKE Autopilotのみを使用しCloud RunやCloud Functionsは積極的に使用しない。
・PostgreSQLを積極的に活用する。OLTPデータベースとしてのみならず、Job Queueing、Pub/Sub、Cronとしても利用する。Redis、Cloud Pub/Sub、Cloud Schedulerは利用しない。
・フロントエンドとバックエンドの通信はすべてGraphQLを使用する。スキーマ駆動を徹底し、GraphQL Code Generator、GraphQL Tools、React Queryを利用してスキーマから型と実装を生成する。
・GraphQLを前提にした場合、メリットが少ないためORMは使用しない。代わりに、SQLからTypescriptの型と実装を自動生成するPgTypedを使用する。PgTypedとDataLoaderを使用して、GraphQLのレスポンスを構築する。
■フロントエンド
・開発効率を考慮し、フロントエンドのすべてのアプリは同じ構成に統一されている。バックエンドはフロントエンド毎にアプリを分けず1つのアプリで構成されている。
・フロントエンドのDev ServerとProxy Server用途に、Viteを採用している。セキュリティ関連のヘッダーからバックエンドの通信まで、本番環境と全く同じ状態で開発ができる体制になっている。
・フロントエンドのUIはすべて、ReactとMUIを使い構成する。Figma上のUIデザインもMUI前提に構成されている。MUIには引き続き投資し、MUI X Pro Planの検討も視野に入れている。
・SentryとMixpanelを使用し、フロントエンドのエラー監視とプロダクトの利用状況の取得を行っている。各機能のKPIを開発者が透過的に参照できる体制が整っている。
必須スキル
・1つのプログラミング言語への深い造詣
・基礎的なデータ構造とアルゴリズムの理解と実装力
・基礎的な英語の読解力
歓迎スキル
・静的型付け言語への深い造詣
・データ構造とアルゴリズムの理解と実装力
・英語の読み書き
求める人物像
Arch(アーチ)の開発フェーズは、2022年6月1日に正式リリースしたばかりのゼロイチのフェーズです。開発のベロシティをあげるため、以下に対応できるソフトウェアエンジニアを求めています。
・デザインドックに記載された価値を損なわずに、プロトタイピングから作り込みまでオーナーシップをもって遂行できる。
・デザイン・フロントエンド・バックエンド・インフラのいずれかの領域に自信と専門性を持ち、なおかつお客様に価値を提供するために学習しながら領域を跨いで活動できる。
・設計もしくは実装を進めていく上で、期待した価値の提供に問題が発生した場合は適切に関係者にエスカレーションできる。
・デザインドックの記載にとらわれず、ユーザにより良い機会を提供できる可能性が生じた場合に関係者を巻き込むことができる。
・スクラムガイドを適宜参照し、各イベントで何をInspectし何をAdaptするかを理解して遂行できる。
・上記を達成するために、高いドキュメント作成能力とコミュニケーション能力を持っている。
応募概要
給与 | 600万円〜 |
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勤務地 | 東京都品川区西五反田2-29-9 五反田アルファビル401 ※JR山手線「五反田駅」から徒歩5分 ※JR山手線「大崎駅」から徒歩11分 ※東急池上線「大崎広小路駅」から徒歩9分 ※東急目黒線「不動前駅」から徒歩9分 ※フルリモート選択可 |
雇用形態 | 正社員 |
勤務体系 | 勤務時間 ・裁量労働制 (所定労働時間: 8時間) 休日 ・完全週休2日制 ・土曜日、日曜日、祝日 休暇 ・年末年始 ・有給休暇 |
試用期間 | 3ヶ月 |
福利厚生 | ・社会保険完備 (健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険) ・ストックオプション支給 |
企業情報
企業名 | HiCustomer株式会社 |
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設立年月 | 2017年12月 |
本社所在地 | 東京都品川区西五反田7-13-1 トモビルディング2階 |
資本金 | 9,000万円 |