次世代レーザーフュージョン炉の全体概念設計・開発プロジェクトリード
仕事概要
▍求人概要・募集背景
当社はレーザーフュージョンの実現を目指した企業として、レーザー、ターゲット供給、レーザー制御などの要素技術開発を進めてきました。現在、これら要素技術の成果を「発電する炉」という一つの設計に収束させていく段階に入りつつあり、炉開発の全体像を描き、推進していく体制の構築が課題となっています。
当社の炉開発は、複数の開発シナリオを並行して検討しながら、個別の技術課題を国立研究所・大学・国内メーカーと分担して進める形をとっています。それらを炉システムとして統合し、開発の優先順位とゲート判断を支える「全体設計」と「対外調整」を担う人材が不可欠です。
本ポジションは、炉設計の統括、国研・大学との共同研究の企画・運営、公的プログラムへの対応までを一貫して担い、当社の炉開発を牽引していただく役割です。
▍具体的な職務内容
【主な業務内容】
1. 炉開発全体マネジメント
・炉開発戦略に基づく開発計画(技術マイルストーン、ゲート判断基準、必要リソース)の策定と定期的な更新
・複数の炉概念・開発シナリオの整合、技術的トレードオフの整理と方針提案
・要素技術課題の分解(タスク分解)、社内グループおよび外部パートナーへの分担設計、進捗・リスク・技術的成立性の管理
2. 炉システムの概念設計・システム統合
・チェンバー、第一壁・壁保護、熱取出し/発電系、燃料サイクル(トリチウム)、中性子遮蔽、真空・排気などの系統設計の統括
・炉システム解析(システムコード)等による設計点の探索と、各要素技術への要求仕様への落とし込み
・安全・規制動向のフォローと、将来の許認可を見据えた設計要求への反映
3. 国立研究所・大学との連携推進
・共同研究テーマの企画、相手先研究者との技術折衝
・共同研究の進捗運営、技術レビュー会の主導、成果の社内への取り込みと設計反映
・コンソーシアム等の枠組みにおける分担設計と、幹事機関としての取りまとめ
4. 公的プログラム・外部発信への対応
・公的プログラムへの提案書作成、評価対応、報告業務
・学会・国際会議での発表、論文執筆(社内の外部発表・知財承認フローに基づく)
5. 組織づくり・技術基盤の整備
・炉開発チームの採用・育成、および若手技術者への技術指導
・設計文書体系、技術標準、設計検証プロセスの整備
▍このポジションの魅力・やりがい
・最先端分野への挑戦:国立研究所・大学・国内メーカーが参加する枠組みの炉開発取りまとめ役として、日本のレーザーフュージョン開発の中心で仕事ができます。
・実装につながる設計:拠点整備・実証設備の計画と直結しており、紙の上の設計で終わらず、実際に装置として形になっていく過程に立ち会えます。
・専門性の高い環境:すでに現場で計算を担うメンバーがいるため、定型作業ではなく「難度の高いモデル化」や「本質的な課題解決」に集中できる環境です。
必須スキル
・機械工学、原子力工学、核融合工学、材料工学、プラズマ物理、化学工学などの分野における修士号以上(博士号保持者歓迎)
・大型・複雑システム(核融合装置、原子力プラント、加速器、大型実験装置、宇宙機、大型プラント設備等)の設計・開発における実務経験
・システム全体の要求定義、インターフェース管理、トレードオフ検討を主導した経験
・炉工学に関連する分野(熱流動・伝熱、構造・材料、中性子工学、トリチウム/燃料サイクル、真空、計装制御など)のいずれかにおける専門的知見
・複数の組織(社外研究機関、協力会社等)が関与するプロジェクトの取りまとめ経験
・英語での技術文書の読解、および英語での技術議論ができること
歓迎スキル
・慣性核融合(レーザー核融合)または磁場核融合の炉設計・炉工学に関する研究・業務経験
・国立研究機関・大学との共同研究の企画・運営経験、およびアカデミアとの人的ネットワーク
・炉システム解析コード、または設計統合/システムズエンジニアリング関連ツールの構築・活用経験
・中性子輸送・遮蔽計算(PHITS、MCNP、OpenMC等)、安全評価、規制対応に関する経験
・発電コスト(LCOE)評価、サプライチェーン構築など、事業化を見据えた検討経験
・学協会活動、標準化活動への参画経験
・技術チームのマネジメント経験(採用・育成・評価)
求める人物像
・単一分野の専門性に閉じることなく、炉システム全体の最適という観点から判断できる方
・確定していない情報が多い状況でも、前提を明示して仮決めを行い、開発を前に進められる方
・自ら手を動かす技術検討と、他者を動かす取りまとめの両方に面白さを感じられる方
応募概要
| 給与 | 経験やスキルに応じて決定 |
|---|---|
| 勤務地 | 東京での在宅勤務、または浜松開発拠点 浜松開発拠点(静岡県浜松市中央区和地山3-1-7 浜松イノベーションキューブ (HI-Cube) 111号室) ※ プロジェクトの状況に応じ、大阪本社および連携機関への出張があります |
| 雇用形態 | 正社員 |
| 勤務体系 | 専門型裁量労働制 ・みなし労働時間9時間 ・勤務曜日:月、火、水、木、金 【休日休暇】 - 完全週休二日制(土日休み) - 祝日 - 有給休暇: 初回10日付与(4〜9月入社は10/1、10〜3月入社は4/1に付与) ※法定の「入社半年後」よりも前倒しで付与されるケースあり ※出勤率8割以上で付与 - 特別休暇:1〜3日 ※付与日数は入社時期による ※有給休暇が発生するまでの期間も、急な用事やリフレッシュに活用 - 夏季休暇 - 年末年始休暇 |
| 試用期間 | あり(6ヶ月) |
| 福利厚生 | - 社会保険完備 - 交通費支給(上限:5万円) |
企業情報
| 企業名 | 株式会社EX-Fusion |
|---|---|
| 設立年月 | 2021年7月19日 |
| 本社所在地 | 〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2−8大阪大学テクノアライアンスC棟 C806 |
| 支社所在地 | 浜松 京都 |
| 事業内容 | レーザーフュージョンおよびその応用領域 |
| 資本金 | 1億円 |
| 従業員数 | 46名(2026年7月時点) |
| 企業サイトURL | https://ex-fusion.com/ |