経営企画室 の求人一覧 - 株式会社カナリー
経営企画室-01.CFO候補
■会社・事業について
株式会社カナリーは、【もっといい「当たり前」をつくる】をミッションに掲げ、不動産テック領域で事業展開するスタートアップ企業です。
私たちが向き合っている、不動産の中でも人々の暮らしにおいて最も身近な賃貸領域は、エンドユーザー / 仲介会社 / 管理会社 / 物件オーナーなど関わるプレイヤーが多い中で、各業務がアナログで非効率であり、それによってデータが分断されているという「構造的な課題」を抱えています。
この状況は仲介業者や管理会社の負荷を高めるだけでなく、エンドユーザーの体験にも悪影響を及ぼしてしまっています。
【市場・成長性】
不動産テック市場は現在変革期にあり、2025年度の1.6兆円規模(予測)から2030年には1.5倍の2.4兆円規模へと拡大が見込まれる巨大なポテンシャルを持つ市場です。この成長の背景には、「ユーザーの行動変容」「働き手の不足」「不動産取引の法改正」といった産業構造の変化があります。
また私たちは、2022年9月にはヤマダホールディングス、2024年3月にはクレディセゾンとそれぞれ約10億円の資本業務提携を実施し、上場に向け急成長中のグロースフェーズにあります。
【既存のプロダクト】
私たちは、この構造的課題を解決していくため、エンドユーザー(部屋探し)の体験向上と、不動産仲介会社の生産性向上というBtoC / BtoBの両方でプロダクトを展開中です。
- 【BtoC 不動産マーケットプレイス「カナリー(CANARY)」】:アプリダウンロード数500万件を突破。アプリ利用者が主流となるユーザーニーズに対応し、App Storeでカテゴリ内ユーザー評価No.1(★4.8)を獲得しています。全国47都道府県の物件に対応しており、約400万件以上の物件が掲載されています。
- 【BtoB 不動産仲介業者特化型SaaS「カナリークラウドCRM(CANARY Cloud CRM)」】:累計利用者数200万人を突破。不動産仲介会社の日常業務を効率化し、生産性向上に貢献するCRM機能を中心としたSaaSです。
【事業戦略 - Vertical AIへのシフトとコンパウンドな拡大】
私たちは、賃貸領域の物件情報の最上流である賃貸管理領域に対しても、BtoB SaaSを新規プロダクトとして開発しています。賃貸管理領域に深く入り込むことで、物件情報がエンドユーザーに届く際の「タイムラグや抜け落ち」を解消し、リアルタイムで正確な情報提供を実現することで、消費者への提供価値を本質的に進化させる「マスター物件DB構想」の実現を目指しています。
さらに、Vertical SaaSの次の潮流とされる「労働のソフトウェア化(Vertical AI)」へのシフトを見越しており、今後加速度的に高度化するAIと「マスター物件DB」を有機的に連携させ、AIエージェントによる業務代行や、不動産に連続するFintech・新生活サービス・業務BPOなどの周辺領域へと事業を複合的(コンパウンド)に拡大していく「AIデータプラットフォーム」の構築を目標としています。
また、社内においても、GeminiやDifyなどの生成AIツールを積極的に導入・推進しています。
【DXソリューションズ事業】
家具家電業界最大手のヤマダホールディングスなどのDX推進を支援する、「DXソリューションズ事業」も展開しています。外資系戦略コンサルティングファームや大手IT企業出身者などの知見を活かし、高品質なコンサルティングやデジタルマーケティング支援を提供しており、事業成長の新たな柱として組織を強化しています。
■業務内容
外資系投資銀行IBD・外資系戦略コンサルティングファームでの職務経歴があるCEO直下で、
これまで分断されていた情報のデジタル化を進め、
業界に効率性と透明性をもたらすべくカナリーの将来のCFOをお任せしたく考えています。
・資金調達関連業務
・上場後も含めた企業価値最大化のための財務戦略の立案や実行
・IR(適時開示資料、法定開示書類、その他IR資料作成・開示等)
・決算説明会、会社説明会資料作成
・株主総会・取締役会資料(予実分析を含む)作成・事務
・社内・社外広報
・上場準備
・その他ファイナンス業務
・コーポレート本部の統括