100兆円を超えるエネルギー業界でリスクマネジメントカルチャーをともに醸成しませんか？

募集概要

■ 募集背景 　enechainの事業戦略は「業界のバーティカルプラットフォーマーとして、その規模が100兆円を超えると言われるエネルギー業界が抱えるあらゆるペインをテックの力でアンロックし、業界全体のDXとGXを成し遂げる」というものです。 　創業から3年、電力事業者向けにオンライン卸マーケットプレイス “eSquare” を提供し、大手電力会社を含む200社を超える法人ユーザーが参加する国内最大の取引市場へと成長しました。 　一方でマーケットプレイスの流動性を非連続に伸ばすためには、取引にまつわるカスタマージャーニーに存在するいくつものペインを解消しなければなりません。そのため、取引時の与信リスクというペインを解消する打ち手として損保ジャパンと共同で“eClear” という決済サービスをリリースし、これが足元から取引量の増加と収益性向上に大きく貢献しています。また取引の場所と時間の制約を解消するために、既存のマーケットプレイスデータプラットフォームのモバイル版のローンチなど、矢継ぎ早にソリューションをリリースしてきました。この結果、足元では、市場流動性およびGMVが月間単位で3倍成長する非線形な伸びを実現出来ています。 　最後に残るユーザーのどデカいペインの一つが「リスクマネジメントのやり方がわからない」というものです。直近ではロシアショックの影響で燃料と電力価格が乱高下していますが、電力小売事業者は自社のリスクを定量化しきれておらず、したがって取引がどの程度必要かすら把握できかねている現状です。リスクが定量化できないゆえに、取引判断のスピード・正確さの双方に課題を抱えています。 　そこで、私たちは日本初のポートフォリオリスク管理ソフトウェアである “eScan” を開発し、個社のリスク管理能力や経営の安定性を担保し、ひいては国全体へとリスクマネジメントカルチャーを根付かせるという大きなプロジェクトにチャレンジをしています。 すでに ”eScan” β版をローンチし複数社が使用を開始していますが、国全体のリスクマネジメントカルチャーを醸成する世界観に向けては、今後もプロダクトの磨き込みや、より多くの顧客へのセールスを実現し、ソフトウェア定着に向けたオンボーディングコンサルティングなどを進めていく必要があります。 本ポジションの採用に踏み切った背景はまさに、高度な定量分析やモデル構築力を通してリスク管理ソフトウェアをより良いものへ開発し続けるためです。100兆円を超えるエネルギー業界の最大ペインを真正面から解きにいくことで、あらゆるエネルギーの価値がいつでもどこでも自由に取引される未来を1秒でも早く前倒しするためです。 　詳細は下記の業務内容やケイパビリティをご覧いただければと思います。ミッションである “Building Energy Markets, Coloring Our Society” 実現に向けて、ぜひ力をお貸しください。 ■業務内容 電力マーケット(JEPXなど)/コモディティマーケットにおけるリスク管理モデルの構築業務等を中心にリードしていただきます。 その他にも、価格予測モデル構築等の数理素養を活かし業務を幅広く担当していただく想定です。 ・電力マーケット/コモディティマーケットにおけるリスク管理モデルの構築業務 ・金融工学を用いたオプション評価、モデル構築業務 ■組織体制 所属部署であるアドバイザリーチームは、現在5名体制です。 └ 外資系戦略コンサルファーム出身、損保にてアクチュアリー経験、元国内電力メジャーの技術研究員（マネジャークラス）など エネルギー業界だけでなくコンサルティング業界・金融業界などで経験を積んだプロフェッショナルが揃っています。所属組織のみならず、経営陣やTechチームとも協働いただきます。